△日程第5
市長施政方針説明
○議長(須田勝議員) 日程第5、
市長施政方針説明を議題といたします。 市長の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 市長に就任後、初の
市議会定例会に当たり、謹んで市長就任のご挨拶を申し上げますとともに、市政を担うに当たりまして所信の一端を申し上げ、議員各位をはじめ、市民の皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 私は、去る8月27日に行われました
渋川市長選挙におきまして、市民の皆様をはじめ関係各位から多くのご支援をいただき、当選の栄を得て、第3代渋川市長に就任いたしました。 誠に身に余る光栄であり、感謝に堪えません。また、渋川市の再生を託されました市民の皆様の期待に思いをいたすとき、改めてその責任の重さに身が引き締まる思いであります。 7日間の選挙期間を通じて、市内を隅から隅までこの目で見て、この耳で聞いて、多くの市民の方々と心が触れ合うことができました。そして、渋川市の姿と市民の生活を肌で感じるとともに、様々な課題を確認しました。 市政の原点は現場にあるとの思いを強くし、市民の声を市政に反映させなければならないと痛切に感じました。 私に対する市民の皆様の信託をしっかりと受けとめ、渋川のあるべき将来を見据えながら、市政の舵取りをしてまいります。 今まさに激動の時代であり、政治も極めて難しいときであります。現実をしっかりと見つめ、現在の難局に敢然と立ち向かい、当面する諸課題に取り組むとともに、子々孫々のために、皆様と力を合わせて全身全霊を傾けて行く所存です。 さて、国では経済政策に積極的に取り組んでおり、雇用や所得環境などが改善し、経済状況は緩やかな回復基調が続いているとしています。しかし、地方においては、まだまだ厳しい状況にあります。 本市においても、厳しい経済状況が続いており、市の財政運営も非常に厳しい状況ではありますが、将来を見据えて財政の健全化を図り、渋川市の再生に向けて、積極的に取り組まなければならないと考えています。 私は、選挙に際し、「明日の渋川」をひらく6つの挑戦を掲げました。 1
人口減少危機突破 2 子どもたちがいきいきとすこやかに育つ渋川 3 安心・安全・暮らしやすい渋川 4 活力とうるおいのある渋川 5 力強い渋川の経済 6 渋川の未来のための行財政改革 であります。 これらは、今後重点的に進めようとする施策の基本となりますので、その考え方について申し述べます。 まず第1に、
人ロ減少危機突破であります。 日本創生会議の推計によりますと渋川市は、このまま人口流出を抑制することができなければ、将来的には消滅してしまう可能性があると言われています。また、直近の国勢調査の結果では、渋川市の人口減少率は、県内12市で最も高くなっています。 「
消滅可能性都市」から脱却し、渋川を再生させるため、市長を本部長とする
人口減少対策本部を設置し、企業誘致、雇用創出、観光振興など、あらゆる政策を総動員して、
人口減少対策に取り組みます。 渋川市は、関越自動車道、国道17号上武道路及び上信自動車道の結節点にあるとともに、上越線及び吾妻線の鉄道網にも恵まれています。歴史的に見ても、交通の要衝は必ず栄えます。 また、温泉、自然環境及び
歴史的文化遺産にも恵まれた素晴らしい風土があります。 渋川市の優れた立地条件と人々の力を生かして、
人口減少危機を突破し、渋川市を再生させてまいります。 第2に、子どもたちがいきいきとすこやかに育つ渋川についてであります。 少子化が急激に進行する中、子育て支援は重要な課題です。 次代を担う子どもたちが健やかに育ち、成長できるよう
渋川医療センターなどと連携し、出産や小児医療の環境づくりを進めるとともに、子育て世代の立場・視点に立った、切れ目のない子育て支援の充実に努めます。 また、保育料の完全無料化など、将来的に大きな成果を期待できる新たな施策について、渋川の未来への投資として、施策の展開を図ります。 第3に、安心・安全・暮らしやすい渋川についてであります。 高齢化が顕著となる中、高齢者が安心して、安全に日常生活を送れるよう、高齢者の足の確保に取り組みます。 また、
渋川地区医師会などと連携し、住まい、医療、介護、予防が一体的に供給される
地域包括ケアシステムの構築に取り組みます。 地域や市、関係機関などがそれぞれの立場で高齢者を支え、住み慣れた地域で、自分らしく生きることができる社会をつくります。 さらに、身近な生活環境を整備するため新たに
生活道路等緊急整備事業を実施し、自治会など地域の要望に迅速に対応します。 第4に、活力とうるおいのある渋川についてであります。 渋川市の玄関口となるJR渋川駅を中心として、駅の東側の整備や
駅前通り商店街への小売店舗等の創業支援などを行うとともに、新たな体制を整備し、賑わいある中心市街地の再生に積極的に取り組んでまいります。 また、市南部地域のより一層の活性化を目指して、関係機関などと連携しながら、JR八木原駅を中心に、地域の整備に取り組むとともに、市内にある全てのJR鉄道駅などの公共交通を活用し、東部、北部など各地域の均衡ある発展を進めてまいります。 さらに、学校の再編に伴う廃校舎の活用に積極的に取り組むとともに、公民館、図書館を生涯学習の拠点として整備してまいります。 第5に、力強い渋川の経済についてであります。 農業従事者の高齢化や後継者不足などにより、年々営農環境が厳しくなっています。このため、農業者の意見をもとに「農業振興計画」を策定し、強い農業を目指します。 また、牽引力となって活躍できる人材育成に取り組むとともに、観光果樹園や農産物直売所を核とした観光農業、地産地消や農業体験等多角的な農業施策の展開など、地元に根付いた農業振興を図ります。 このほかにも、
渋川商工会議所やしぶかわ商工会と協力し、地域で頑張る中小企業を積極的に支援し、より一層活力ある地域産業の発展に努めます。 第6に、渋川の未来のための行財政改革についてであります。 市町村合併以降、大型事業の実施などにより、多額の市債残高を抱えており、それに伴う償還が、平成32年度に、およそ41億円と、ピークを迎える見込みです。なお、一般会計平成27年度決算における市民1人当たりの市債残高は約48万円で、県内12市の中で最も多い状況となっています。 その一方で、普通交付税は、平成28年度から合併算定替えの段階的な縮減が始まっています。平成33年度には一本算定となるため、平成27年度と平成33年度との差は、およそ18億円の減額が見込まれています。 このような厳しい財政状況の中においては、「あれも、これも」ではなく、「あれか、これか」今やるべきことは何か、施策を吟味・選択して進めなければなりません。 (仮称)
東部学校給食共同調理場の建設事業は一旦凍結し、改めて、必要性、緊急性などについて再検討いたします。このほか、既存の事務事業を徹底して見直し、無駄のない効率的な市政を推進いたします。 また、市の職員が能力を最大限に発揮できる市役所にしてまいります。 さらに、自治会やNPO、
ボランティア団体など、多くの市民と協働し、将来にわたって活力のあるまちづくりを進めます。 以上、市政を担当するに当たっての所信の一端について申し上げましたが、私の政治の基本は「公平・公正・責任」であります。 そして、私の願いは、8万市民一人一人の幸せであります。 愛するふるさと渋川のために、50年、100年先の渋川の未来を見据えて、市民の皆様の力を結集し、名実ともに日本のまんなかと誇れる明日の渋川を切り開いてまいります。 厳しい社会経済状況の下で多くの困難な課題がありますが、それに臆することなく、市民の皆様とともに一歩一歩着実に、市勢の発展に努力してまいります。 今後とも、議員各位をはじめ、市民の皆様に深いご理解と力強いご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げまして、就任のご挨拶といたします。 平成29年9月20日、渋川市長、髙木勉。 以上でございます。ありがとうございました。
○議長(須田勝議員) 説明が終わりました。 市長の施政方針に対する質疑に入ります。 8番、安カ川信之議員。 (8番安カ川
信之議員登壇)
◆8番(安カ川信之議員) ただいま髙木市長から施政方針を受けました。あれもこれも質疑したいところですが、あれかこれか吟味、選択して何点か質疑を行いたいと思います。 まず、
人口減少危機突破について。市長を本部長とする
人口減少対策本部の設置とありますが、どのような権限を持ち、どのような組織をつくるのかお尋ねをいたします。 次に、子どもたちがいきいきとすこやかに育つ渋川について。
渋川医療センターなどと連携して出産や小児医療の環境づくりを進めるとありますが、具体的な取り組みについてのお尋ねをいたします。 また、保育料の完全無料化の施策展開について、私も大賛成ですが、どのような展開を考えているかお尋ねをいたします。 次に、活力とうるおいのある渋川について。JR八木原駅を中心に地域整備に取り組むとありますが、この整備の肝は八木原駅の橋上化または東西連絡橋でありますが、市長はどのような見解をお持ちかお尋ねをいたします。 次に、渋川の未来のための行財政改革について。市長の選挙公報によると、無駄を排し、借金財政からの脱却を公約に掲げておりますが、市長の考える財政再建とはどのようなものかお尋ねをいたします。 その具体例の一つとして(仮称)
東部学校給食共同調理場の建設事業の一旦凍結とありますが、どのような経緯でこの方針になったのか伺います。 最後に、自治会、NPO、
ボランティア団体などとの協働とありますが、どのような施策展開を考えているかお伺いをいたします。
○議長(須田勝議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 安カ川議員のご質疑にお答えをいたします。 まず最初に、
人口減少対策本部の権限と組織についてのご質疑にお答えをいたします。
人口減少対策は、渋川市を発展させるための一番の課題だと思っております。私、渋川市長を本部長として、市の幹部をその本部員ということになりますか、そういった組織をつくる予定にしております。権限については、これは市横断的にやる施策でありますので、庁内の各部署の縦割りを排して、そして全庁一丸となって施策に取り組んでいくと、そういう考えでおります。実際の仕事はそれぞれのラインでしていくことになりますので、全庁の意識共有と、そしてそれぞれのセクションの中から新しい施策を生み出していくと、そういうことが中心になると思います。さらに、外部の皆さんの意見も聞くことも大事だと思いますので、そういった形もこれからまた調整していきたいと思っています。 それから、2つ目、
渋川医療センターの関係でございます。子どもを産み育てられる環境をしっかりとこの渋川市でつくっていくことがこれからの
人口減少対策に最も大事だと思っております。先日も
渋川医療センターの斎藤院長とも話をいたしましたけれども、これからいろいろな形で
渋川医療センター、そして群馬大学、そういった医療機関と相談をしながら進めていきたいと思っております。 3つ目の保育料の無料化でございます。保育料の完全無料化については、私は将来の渋川市のための投資的な経費であると、そういう理解をしております。そういった観点から財政状況等を勘案しながら、見ながらしっかりとそういう方向で進めていきたいと思っております。 4つ目の八木原駅の整備の関係でございます。八木原駅は、ご案内のとおり東口がないという状況でございます。渋川市に入って最初の駅でもありますし、渋川市の南部、そして東部、そして前橋市の北部、そして吉岡町の北部といった非常に後背地の広い駅だと思っておりますし、大きな可能性を秘めた駅だと思っております。この八木原駅の活性化、利便性の向上について取り組んでまいりたいと思っております。駅を橋上化するかどうか、そういった問題はまだJRとも私も相談しておりませんので、これから
JR東日本高崎支社等と相談しながら検討を進めていきたいと思っております。 5つ目の無駄を徹底的に排して借金財政から脱却していくと、このご質疑でございますが、まず私は渋川市の
プライマリーバランス、
基礎的財政収支といいますけれども、国でもこの
プライマリーバランスを黒字化しようということで今取り組んでおります。財務省の目標が幾らか延びるという話も報道で伝えられておりますけれども、
プライマリーバランスというのは余り耳なれない言葉で、市民の皆さん聞きなれないかもしれませんけれども、要するに新たに借りるお金と返すお金を除いて通常の収支がバランスするかどうかという、そういう言葉です。これが赤字だということは将来借金体質に向かっていく、黒字だということは借金体質から脱却をしていくと、そういう指標の一つでございます。私は、できるだけ早い時期に
プライマリーバランスの黒字化を達成していきたいと思っております。 それから、あわせて
東部学校給食共同調理場の再検討のご質疑でございますが、
東部学校給食共同調理場に限らず既存の事務事業を徹底して見直しをして、スクラップ・アンド・ビルドをしていく、そういう中で財政再建なり新たな行政需要に応えていきたいと思っております。大きな事業でありますので、そういった全ての事務事業の見直しの中の一つとして
東部学校給食共同調理場についてもまだ着手をしたばかりでございますので、よく精査をして、再評価をして、再検討していきたいと思います。 6つ目のNPO、ボランティア、自治会などと協働して施策を展開していくことについてでございます。皆さんもご承知のように行政だけでは市民の生活はよくなっていかないと思います。民といいますか、市民の皆さんと、そしてNPOやボランティア、そして自治会など、そういった市民の志のある人たちと協働、連携してこの渋川市政を運営していくと、そして将来に向けて活力のあるまちにしていきたいと思っています。市民の皆さんの参加を求めて渋川市を発展させていきたいと思っております。これから市役所も市民協働の体制をつくるような、そういった役所の中の改革もしていきたいと思っております。 以上だったでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(須田勝議員) 8番。
◆8番(安カ川信之議員) 1問目の答弁をいただいたところでありますが、順にまた2問目を質疑をさせていただきます。
人口減少対策本部ということでありますので、私は心配していることは、要はコンサルタント的なことで抽象的なものだけを決めてしまう本部はとってもよくないことと思っています。シンクタンク機能もありながら、やはりここの本部というのは実行部隊という本部をつくらなければならないなと思っています。そう考えるのであれば、事業化に伴う予算化とか、また条例の制定、改正なども含めて、先ほど市長がおっしゃられたような全庁的な横串を刺せるような市長の特命部局みたいな形をつくる。そういう組織改編もしなければ単なる検討委員会で終わってしまうので、そこはしっかりとおつくりになることでありますので、ここは期待をしたいところですが、再度お尋ねをしたいと思います。 人口減少って要は解決ってすごく簡単なのです。簡単なのだけれども、できないことで、各地方自治体が右往左往しているのですけれども、要は稼げる仕事をつくれば、極端な言い方をすれば、子育て支援とかしなくたって稼げればどんどん集まってきますから、そこで若い人たちが出産、育児が始まるということは人口増加が見込めるのですけれども、その仕事づくりがなかなかできないから、学校給食完全無料化をやってみたり、これから市長が展開をする保育料の完全無料化をやるとかいうことになってしまうので、ここは
人口減少対策本部をしっかりと機能と権限を持たせるようなお取り組みをしていただきたいと思いますが、再度ご見解を伺いたいと思います。 子育て支援については、選挙公報では
渋川医療センターに産科、小児科を設置してと公約していらっしゃいます。これまでも渋川市では渋川総合病院に出産ができるようにということで産科の医師確保をしたり、小児医療をやってくれということでドクターを非常に頑張って迎え入れようとしましたけれども、今の日本的な状況でもあるので、なかなか医師確保ができなかったという経緯があります。こういう公約を掲げていただきますと、市民は市長がかわれば
渋川医療センターに産科ができるのではないかなという期待を持っている方もたくさんいらっしゃって、今回の市長を選んだということにもなっていると思います。なので、改めて
渋川医療センターに出産ができるものをするのか、どういう取り組みをしていただいて、いつごろまでに、相手の問題です、これって。だから、なかなかできなかったわけです。それを市長は公約として掲げていただいているので、いつまでにどういう形で産科医療を
渋川医療センターに求めていくのか。渋川市は
渋川医療センターには指定管理していますから、口も出すということもあれば、金も出すということもあると思いますが、どのような形で産科医療ができるかということを改めて伺いたいと思います。 保育料の完全無料化ということは、新たに渋川市としては約3億円の財源が必要になってきます。先ほど言ったように単年度で3億円の新たな財源を見つけ出さない限り借金でやるという話になってしまいますが、それは市長が考えている財政再建には結びつかないと思いますので、どのような形でこの保育料の完全無料化、国もようやく動き出してきている、幼児教育の無償化とかありますので、その辺のご見解を改めてしっかりと伺って、私はここは応援したいと思っていますので、ぜひ保育料の完全無料化を目指す取り組みをしていただきたいと思います。 八木原駅の関係は、東西連絡橋もしくは橋上化をしない限り、私は極論を言いますけれども、やっても無駄です。東側だけ道つくっても駅に行けないですから。結局遠回りをして踏切渡ってみたいな話をするのであれば、あれはもったいない。なので、しっかり橋上化ありきもしくは東西連絡橋ありきで考えていただかないとあの整備は全く無駄になると思いますので、そこをしっかりとお考えいただきたいと思います。なぜならば、5月に前の市長と一緒に石井国土交通大臣のところに陳情に行ってきました。そのときに大臣からは立地適正化計画をしっかり早くつくりなさいというご指示をいただいているのです。なので、まずここの立地適正化計画をしっかりつくること。そこをやれば国がしっかりとサポートするよと言ってくださっているので、この辺の取り組みをしっかりと、なったばかりですから、いろいろなこともレクチャーされていないでしょうから、ここはしっかりとやっていただいて、ぜひ立地適正化計画を早くつくって、八木原駅の橋上化もしくは東西連絡橋化に向けないとこの整備事業が全く無駄になりますので、そのお考えをさらにお聞きをしたいと思います。 昨年12月に財政課で渋川市財政の現状及び今後の見通しと取り組みについてという、平成28年度更新版というのをつくっています。それによると、平成30年度以降臨時財政対策債を15億円、その他の市債を10億円を借りるという推計で市債残高の推計をすると、今年度、平成29年度は388億2,100万円の市債残高になります。市長任期の4年後の平成33年度には350億1,900万円になります。38億円の市債残高が減少します。極端な言い方をすれば、誰がやってもこの財政シミュレーションどおりに頑張れば借金は減るということなのです。でも、市長は借金を減らす、借金財政からの脱却ということを大きくうたわれていますので、これ以上のスピード感を出さないと、38億円以上の借金を減らさないと市長が目指すべき財政再建にはならないのではないかと思いますが、その辺のお考えについて改めてお聞かせをいただきたいと思います。
東部学校給食共同調理場が一旦凍結と書かれてしまって、上毛新聞等でも書かれています。私は、
東部学校給食共同調理場の建設凍結が借金の圧縮になるとは思えないのです。なぜならば、今南北の2つの学校給食共同調理場がありますが、その学校給食共同調理場で3,000食、2,000食の5,000食をやっていますけれども、市全体を賄うのに推計ではあと10年が必要になります。この議論ってそもそも赤城の学校給食共同調理場や北橘地区の自校方式の調理場が老朽化していつまでもつかもわからないし、また現在の文部科学省で示している衛生基準も満たしていないと、または利根川渡れなくなってしまうという防災の観点から、さまざまな議論を数年かけて議会と当局で醸成して、その結果として東部をつくろうという一定の結論をつくったわけです。もし東部を凍結した場合、既存の衛生基準になるためには大幅な施設改修が見込まれるわけで、多額な投資が必要になってしまうので、そこをバランスをとればやはり新たにつくるべきだと思っています。また、学校給食共同調理場ではアレルギー対応調理室をつくっていますので、アレルギーをお持ちのお子さんも給食を食べられるということでありますので、そういう観点からもぜひ東部を凍結、一瞬凍結でもいいです。いいけれども、やっぱりつくるという方針を早く議会側としっかり議論をしていただきたいなと思いますが、再度改めてお聞かせをいただきたいと思います。 最後に、市民団体との協働ということでありますが、例えば要はNPO、いろいろな方々の市民団体がまちづくりやろうと思ってどうしようかというと、インセンティブが必要になるわけです。そのインセンティブというのはやっぱりお金だと思います。そこで予算化をしっかりしてあげないと、このNPOやさまざまな市民団体が活動がしにくくなる。自前で何でもやってくれよというわけにはなかなかいかないので、そこは予算化をする必要がありますので、今回市長は定例記者会見では枠配分方式はやめるというお考えをお示しいただいているところであるのですが、ぜひここは市民協働参加枠みたいな形で、例えば市の一般会計の1%枠、例えば3億円はとっておくと、3億円は自由に市民が協働してまちづくりに使っていただけるような、そういう予算化を私はすべきだと思います。それが協働社会がつくれると思っていますので、改めてそういう具体的なお考えがあるのであればお示しをいただきたいと思います。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 安カ川議員の重ねてのご質疑にお答えをいたします。 まず、第1点の
人口減少対策本部についてでございます。議員のおっしゃることと私もほぼ考え方は同じであります。コンサルタント会社に丸投げして何か計画をつくろうと、そういうような組織を目指しているものではありません。縦割りの庁内の組織に
人口減少対策というのは非常に多岐にわたります。婚活とかだけではありません。ですから、そういったいろいろな部署にまたがりますので、そこに横串を刺して横断的な形をとっていくと。その司令塔になるようなところはとりあえずは今企画部ではないかと思いますけれども、その中に新年度に向けてどういった形の事務局なりスタッフを置いたらいいのか、そういったことは検討していきたいと思います。 それから、出産、小児科の関係です。これについては、私もそんなに簡単な問題だとは思っておりません。全体としての医師の要請ともかかわることですし、大学側の、供給する側の今の医療体制もかかわってくることであります。大変難しい問題でありますけれども、しっかりと
渋川医療センター、そしてまた供給する群馬大学と相談しながら進めていきたい。北毛で子どもを産んで育てられる、そういうところを目指していきたいと思っています。 それから、保育料の完全無料化についての財源も大きいということは私も承知しております。事務事業の見直しをする中から財源を生み出すということも1つであります。そしてまた、国の動きもいろいろ今あります。消費税の増税分の財源をどう使っていくかということもここ幾日かの動きもありますし、そういったことも見ていきたいと思います。また、これは
人口減少対策にも絡みますけれども、人口増、人口の減少を食いとめて渋川市に雇用を起こし、産業を興し、そういった中で一般財源がふえていくという、少なくとも減っていかないという、一般財源を確保していく、そういう中でふえる部分をこういったところに回していく、好循環をつくっていくようなシステムに切りかえていきたいと思っています。 それから、八木原駅の関係です。私も今の状態で八木原駅の東口をつくっても何ら意味もないし、もったいない話だと思っております。東西から乗り入れて電車に乗りおりできるという形を目指していきたいと思っています。きのうも県の県土整備部長と会ってこの話もしました。交通政策行政に携わっている県の部長も鉄道というのは一旦寂れてしまうとなかなか復興が難しいと、何としても鉄道をしっかりと支えていくことは地域の衰退につながらないという話もして、協力してやっていきましょうということもきのう確認をしてきましたけれども、立地適正化計画をつくってやっていくということはそのとおりであります。できるだけ早く立地適正化計画を作成するように関係部局に指示をして進めていきたいと思っております。 財政問題については、先ほど申し上げましたように、まずは
プライマリーバランス、
基礎的財政収支を黒字化していくと、そういうことが私は一つの目標であります。そういうことによって借金財政から脱却していきたいと思っております。これは借金残高の借り入れ時期と償還時期の問題もありますので、ピーク時がずれる場合もありますし、財源があれば繰上償還して平準化していくと、いろいろな手法があると思います。そういった運用をしながら借金財政からの脱却をしてまいりたいと思います。
東部学校給食共同調理場でございます。いろいろこれまで検討されてきた経過はあると思います。そういったことを無視するとか、無駄にするということではありません。そういったものの上に立ってさらにコストの縮減が図れないかどうか検討していきたいと、そういう思いでございます。 それから、NPO、ボランティア、自治会などとの協働、これはかけ声だけではなかなかうまくいかないという話であります。私も自治会長をしたり、NPOの団体に入ってボランティア活動もしています。今安カ川議員がおっしゃられたことは、私は活動する運動員の一人として共感をする部分もございます。どういうシステムができるのかどうか、これから来年度の予算に向けて検討したいと思いますけれども、一定の枠を設けて自由に、余り口は出さないと、金は出すけれども、口は出さないという形がとれればと思います。市民税の一定の割合を交付金として出すとか、そういった手法もやっているところもありますけれども、渋川市としてどういう形ができるのか研究をして、来年度予算に向けて努力をしていきたいと思います。
○議長(須田勝議員) 8番。
◆8番(安カ川信之議員) それでは、最後の質疑をさせていただきたいと思います。 先ほど言ったように、
人口減少対策本部というのはしっかりと庁内に横串刺さない限り、市長が指令を出してもなかなか職員の方が理解ができなかったり、スピード感がなかったりしてなかなか前に進めないということになりかねないので、しっかりそこは大きな権限を持たせる、市長がトップですから、権限を持たせながらしっかりとお取り組みしていただきたいなとも思います。 それに関連するのですけれども、施政方針の中で市長はこういうふうに言っているのです。市の職員の能力を最大限に発揮できる市役所にしてまいりますと。これ当たり前ですよね。適当にやってはだめですよねということだと思うのですけれども、殊さら施政方針にこのワンセンテンスを加えたということは、市長は市の職員が最大限の能力を発揮していないのではないかという思いをお持ちなのかどうなのかと思います。逆に改めて書かれてしまうと、やっていないと思っているのかどうなのかということ。それについては、地方公務員法第30条で全ての職員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては全力を挙げてこれに専念しなければならないと書き込まれているわけです。全力でやっていない、能力を最大限発揮していないということは、地方公務員法違反になってしまうのではないかなと逆に思ってしまうのですけれども、市長が最大限に能力を出せる市役所というのはどういう市役所なのかなとも思いますので、具体的なお考えがあればお聞かせいただきたい。 私は1点指摘したいと思いますが、圧倒的にスピード感がないと思いますので、行政側はどうしても公平、公正とかありますから、なかなか前に進むというのがしにくい環境があるのは当然理解した上で言いますけれども、職員に施策の展開のスピード感がないので、ここはしっかり市長が大きな声で職員のスピード感を出すような市役所づくりをすることがまず一歩かなと思っていますが、改めてご見解をお聞かせいただきたいと思います。 市長が財政の形を言っていただきました。市長が思っている財政の健全化ということは、
プライマリーバランスをバランスさせるということ、もしくは黒字化させるということなのだとは何度も聞かせていただいたので、わかるところなのですが、
プライマリーバランスを黒字化するということは、要は簡単に言えば収入ふやして支出を減らすか、収入も減るけれども、支出もそれ以上に減らすかしかないですよね。簡単なことですよね。それがなかなかできないわけで、
プライマリーバランスがなかなか黒字化できないということであります。 市長は借金財政悪みたいな、悪とは言っていませんけれども、脱却と言われているのですけれども、借金にも質があるのかなとも思っています。例えば平成29年度の市債残高、市の借金の全体の中で44.26%が臨時財政対策債です。合併特例債は31.69%です。合計すると75.95%がいわゆる有利な起債と言われているところです。その起債の仕方としても例えば市民の方々にとっては政府系金融機関から借りる方法、市中の銀行とか信用金庫、信用組合から借りる方法、または闇金から借りる方法とあるのですけれども、ここの4分の3は政府系金融公庫、市民にとっては非常に有利な借金をしているのかなと思いますので、髙木市長は財政知り尽くしている方なので、釈迦に説法、本当によくわかっているつもりで、あえて申し上げさせていただきたいのは、臨時財政対策債というのは要は国が地方交付税として足らないから、渋川市、先に払っておいてよと、その払い方は借金していいよと、その借金の利子も元金も全部後から国が返すからさと、とりあえず払っておくれというのが臨時財政対策債ですよね。でも、この臨時財政対策債には裏があって、需要算定額に全部乗っけてあげるからと言って、100%返さなくてもいいよと言いながら、需要算定額をほかの単価をいじられたらそんなのチャラになってしまうぐらいな国のえぐいことも、えぐいと言ってはあれですけれども、私は立場的に言いにくいけれども、言ってしまいましたけれども、そういう国を余り信じてはだめだよねというのは何年も前から指摘をしているところなのですが、でもさもありなんで臨時財政対策債というふうにやっている、合併特例債というのをやっている。それが市の借金の4分の3なので、皆さん心配されているように渋川市が財政破綻すると、選挙期間中結構そういうトーンが聞こえましたけれども、あり得ないです。そういうことから見てもあり得ないと思うので、ぜひその辺のご見解があれば市長からあえてここは財政の大先輩としても、どのようなお考えをお持ちなのか再度改めてお聞かせいただきたいと思います。
東部学校給食共同調理場の建設凍結が、またもう一回言いますが、財政再建に貢献できるとは思えないのです。ぜひ議会とのこれまでの議論の醸成をしっかりともう一回振り返れというか、新しい方なのですけれども、これまでの議会と当局のやりとりをしっかりともう一回市長ご自身で検証していただいて、それでも凍結なのかどうなのかということをしっかりと市長も判断していただきたい。しっかり議会側も議論もして、議会側一定の結論として出しました。それに対して市長が改めて検証をするのであれば、どういう検証を今後するのかということを議会がこれまでの一定の結論果たせてきた以上の説明をしていただかない限り議会は納得ができません。なので、その辺最後どうお考えになって、それ以上にどのぐらいの期間の凍結で、しっかり考えてどうするのかというのは、このぐらいのタイミングで考えますよと、ずるずる5年後、10年後という話ではないと思いますので、その辺のご見解、財政をどう考えているか教えていただきたいと、
東部学校給食共同調理場についてのしっかりとした説明責任を果たしていただきたいと2つお伺いして終わります。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 2つのご質疑だったですか。1つは財政問題でございます。渋川市の財政状況がどうであるかというのは、議員方もよくご理解いただいていると思います。いずれにしてもこの数年間の公共事業に伴う借金がかさんで、1人当たりの借金残高は群馬県の12市の中で1番であるということは、これは各市が発表している数値ですので、紛れもないことであります。そういったことはやっぱりならしていかなければならないと。借金残高1番、借金も財産だという考え方もありますけれども、やっぱり借金はできるだけ抑えてやっていく。ただ、将来への投資をするわけですから、借金の考え方というのは世代間で負担をし合いましょうという根本がありますので、なければいいというものではありませんので、世代間で平等に負担をしていこうという、そういう精神ですので、それが余り後ろの世代へ行かないようにしなければならないというのは私たちの務めだと思っております。世代間の負担の公平をしっかりと守っていくような財政運営をしていきたいと思っております。 それから、臨時財政対策債、交付税で裏打ちをして、とりあえず市町村で借りてくださいよと、後で返すときに交付税でお返ししますと、こういう仕組みが今盛んに使われております。かつて私が県の財政局にいたときは臨時財政対策債というのはなかった時代、昔からあったわけではないのです。というのは、地方の財政がこのくらいの大枠で賄えるだろうというのを国が保障する地方財政対策、地方財政計画というものをつくって、そういう中で国税の一定割合を地方に配分してくると、そういうことが行われてきましたけれども、国の財政が非常に厳しくなってきたものですから、交付税、法定五税の一定率では足りなくなってきてしまっていると。そういう中でこの臨時財政対策債というのが持ち込まれたわけです。地方にとっては非常に迷惑な制度だと思います。地方で借りておいて、後で返すから。返すときの補償はまたそのときの国税の一定割合で返しているわけですから、今度はそのときに財源がなければ薄めなくてはならないということで、それは安カ川議員のご指摘のとおりであります。ですから、今一定割合が交付税でしっかりと算入されるということは、今はそうですけれども、将来そのことで地方の財政が安泰かどうかというのはまた別の話だと思います。そういったことも含めて臨時財政対策債も使わなければいけないと私は思っております。 それから、学校給食共同調理場の問題ですけれども、これは重ねて申し上げますけれども、議会で議論されたことは私もまた尊重しながら進めていきたいと思いますし、一方でまた市民全体の中に
東部学校給食共同調理場が必要なのかどうかという、そのことを理解されていないこともあります。だから、市民の皆さんにもなぜ学校給食共同調理場が必要なのかを理解をしていただけるような、そういうことも考えていかなければならないと思っております。いずれにしても結論ありきではなくて、しっかりと検証して、必要なものは必要な対応をしていくということでございます。 職員の能力を最大限に発揮してほしいという私の発言があります。私は、職員の能力というのは一定ではないと思うのです。一定のもので、100%のもので80%しか出していないということでは、それは今言った地方公務員法に反することになってしまうかもしれませんけれども、職員にはそれぞれの能力、特性があります。私にもそれはありますし、私も含めて市の職員ができるだけ能力を発揮していくという、それは100%の能力をいろいろトレーニングなり努力なり、いろいろな勉強をすることによって110%に上げるということはできるわけでありますので、一人一人の職員が能力を1割アップしていこうと、持てる能力を使わないということではありません。能力を伸ばしていくということだと思いますので、そのことが市民に還元をしていくことになると思います。私も含めて能力を最大限といいますか、能力を伸ばすという努力をしていきたいと思っております。
○議長(須田勝議員) ほかに。 4番、星野安久議員。 (4番星野安久議員登壇)
◆4番(星野安久議員) 新市長の施政方針、6項目ほど重要事項が掲げられましたが、私はその2点についてお伺いしたいと思います。 先ほどの質疑の中で保育料の完全無料化がご質疑されましたが、その中で財源については歳出の見直し、それから消費税、そういうものを充てていくような方向と伺いました。私は違う面でお伺いしたいのですが、この実現です。市長は9月13日に就任しましたけれども、4年の任期が1期でございます。そういう中で実現性の見通しですか、これについてお伺いしたいと思っております。保育園の園児数、これはゼロ歳児から就学までの6年間、現在は約1,700人ほどいるかと思います。その分の個人負担分、これをそっくり市で持つとなると、先ほど3億円ほどかかる、そんなような内容でございますが、実際にはそれ以上にかかると思います。非常に歳出、これから決算も出ますけれども、そういう中で回せるような予算があるのではないかな、そういう見通しも私はつかんでおりますけれども、そういう中でしっかり工面してこの実現、なるべく早期の着手をお願いしたいわけでございます。やはり給食費と同じように一部無料化、それから完全無料化、そういう段階を追ってでもいいですが、そうした実現に向けての努力をしていただきたいと思います。その見通しについて1点目にお伺いいたします。 それから、2点目は安心・安全・暮らしやすい渋川、この項目の中に高齢者の足の確保、これに取り組みます、そうした姿勢がうかがえますが、この具体的な内容についてお考えについてお伺いしたいと思います。 以上2点でございます。
○議長(須田勝議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 星野議員のご質疑にお答えをいたします。 最初に、保育料の無料化についてでございます。保育料の無料化には大きなお金がかかるということはご指摘のとおりでございます。私は、先ほど申し上げましたように、投資的な経費だということで、将来に必ずそういったものが還元されると、市の財政に寄与するという思いでこれを進めていきたいと思っております。具体的には、1つは歳出の見直しで無駄な経費を節約、節減をして財源を生み出すということが1つ。それから、歳入の見直しです。歳入については、一般財源を確保していくという、そういうことが大事であります。歳出の見直しと歳入の財源確保をしっかりとやる、そういう中でできるだけ早期に進めていきたいと思っております。もちろんこういったことを公約にして市民の負託を受けておるわけでありますので、任期の中で実現していくと、そういうことはおっしゃらなくてもそのとおりだと思います。 それから、2つ目の高齢者の足の確保でございます。これは、私も選挙を通じてもそうですけれども、いろいろな機会に地域に入りまして、団地などもかなり遠隔地にもできていますので、高齢化をして、とにかく近くにあった店もなくなってしまったと、買い物にも行けないという悲痛な声を聞いております。何とかしなければならないことであるなと思っていまして、いろいろな手法があります。今も福祉バスとかいろいろなバスが地域ごとに回っていますけれども、いま一度全市的にそういったものも見直して、足を確保していきたいと思っています。手法としては、デマンドバスとか、あるいは乗り合いタクシーとか、そういったものを組み合わせていくような手法も1つであると思いますし、海外ではウーバーという自動車配車システムのようなものをICTを使ってやっているようなこともありますので、新しいそういった手法もあるかもしれませんけれども、そういったあらゆる方法を考えながら高齢者の足の確保を図っていきたいと思います。
○議長(須田勝議員) 4番。
◆4番(星野安久議員) 1点目の保育料の無料化、この関係につきまして、これは本当に人口増につながるいい策だと私も考えております。そして、住民の方が住み続けたいまち、そういうものにつながると思っております。そういう意味で、先ほど一部無料化、完全無料化、こういうのを段階的にどうでしょうかという質疑をしましたけれども、その辺の考えについても、もし急にできなければそうした一部無料化も考えているのか再確認したいと思います。 それから、2点目の高齢者の足の確保、これ私も6月の定例会の一般質問でぜひとも高齢化社会に向けてのこうした対策、こういうものが必要ですということで述べました。そして、市民の声を聞いて、本当に地域のお年寄りが困っているのは交通手段であります。路線バスにしては、そのバス停まで行くのに非常に困難な、そういう高齢者が多くなっております。ですから、決して大型のバスを出すのではなくて、中型、小さいバスでもいい。とにかく小回りのきくバスが家の近くまで回れるような、そんな方向で考えていただきたいと思っております。そういうようなことで私も一般質問をしましたけれども、新市長がこういうものを施策の中に挙げていただいて、本当にありがたいと思っております。ぜひともこの推進について強力に推し進めていただきたいと思います。高齢バス、先ほどもデマンドバス、それから乗り合いタクシー、本当にこういうものが有効にまちの中を走って、高齢者が用足し、それから買い物、病院通院、そういうものも便利になる、そうした世の中が来れば高齢者にとって非常に幸いだと思っております。 それから、路線バスに絡んでなのですが、そうした中で料金の見直し、本当にワンコインで乗れるようなバス、そういう現在の路線バスの料金改定ですか、そういうものも含めて検討していただきたいと思います。それから、
渋川医療センターへの直通のバス、これが渋川駅からでないとないわけなので、各地区からの病院への乗り入れ、こういうものを含めて考えていただきたい。その辺のお考えをお伺いいたします。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 重ねての星野安久議員にお答えいたします。 保育料の無料化については、これまでも第3子を無料にし、そして第2子の一定割合を無料化していくという、段階的にやってきていますので、そういった財源を見ながら目標に向かって進めていきたいと思います。 それから、高齢者の足の確保で、バス停まで行けない、おっしゃるとおりだと思います。バス停までとにかく歩いていけないというお年寄りはたくさんおりますので、そういう中でデマンドバスは一定のところへバスが乗客の要望に応じて回っていくという、そういうシステムですけれども、そういったこと、そして乗り合いタクシー、大型の車ではなくて、それぞれ利用者に応じた小回りのきく、そういうシステムができればと思っております。 バス料金の見直し、あるいはそれから
渋川医療センターへのバスの乗り入れ、こういったこともまた検討してまいりたいと思います。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 11番、篠田德壽議員。 (11番篠田德壽議員登壇)
◆11番(篠田德壽議員) それでは、市長施政方針について何点か質疑させていただきます。 まず、1点目が、先ほども出ていましたが、人口減少の対応についてでございます。
消滅可能性都市という言われ方を渋川市この間されていますが、
消滅可能性都市というのはもともと20歳から39歳までの若い女性の皆さんが渋川市から外に出ていってしまう、こういうことが
消滅可能性都市という言われ方をしております。当然のことながら若い女性の皆さんが外に出ていってしまうと、結婚、そういった部分でもいろいろな問題も出てきますし、子育ての部分でも少子化、こういったことも考えられます。そこで、この20歳から39歳までの若い女性の皆さんをいかに渋川市に引きとめるというか、来ていただくか、こういうことが最大のポイントだと思います。ここについての市長の見解をお聞きします。 それと、なるべくダブらないように質疑させていただきますが、先ほどの財政の部分でも
プライマリーバランスの話もされました。今渋川市も
プライマリーバランス赤字で来ておりますが、ここ数年、今年度ぐらいからは多分黒字に行くのではないかと考えております。そういった状況の中で財政調整基金、そして減債基金、この部分はほかの市から見ても渋川市は大変多くの積み立てをしております。今後の借金の返済に回すためにこの間こういった基金を積み上げてきたというのがありますので、今後この財政調整基金、そして減債基金をいかにうまく活用していくかというのが課題の一つかと思いますので、この辺についての見解をお聞きします。 そして、財政の部分で先ほど市長があれもこれもではなく、あれかこれかという説明をされました。実際これはそのとおりだと思いますが、大変難しいと私は思います。難しいというのは、やはり一般市民からするとあれもこれもしてほしい。しかしながら、あれかこれかにしないと財政がもたない。こういった状況の中でやはりある程度の基準といいますか、それをつくっていかないとなかなか市民の皆さんに納得していただけないのではないかと思います。この部分について見解をお聞きします。 そして、最後になりますけれども、先ほど市長の政治の基本は公平、公正、責任ということに説明がされておりますが、全く同感でございますが、この部分も大変難しいと私は思います。公平、公正というのはどういう部分で公平、公正なのか、例えば高額所得者でも低所得者でも同じ処遇をするのが公正なのか、公平なのか、低所得者の部分でいろいろな処遇をして、高所得者はそれは我慢してもらうのが公平、公正なのか、こういった部分からしても非常に難しさがあると思いますが、これについての見解をお聞きします。
○議長(須田勝議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 篠田議員のご質疑にお答えをいたします。 まず、最初の
消滅可能性都市の中身の問題ですけれども、20代、30代の女性が少ない、そのことが
消滅可能性都市の一つの一番の要因であると、これは増田レポートでもそういうふうに書かれております。渋川市の人口構成を見ますと、20代、30代の女性が12市の中では一番低い状況になっていると思います。若い女性に限らず、若い世代をしっかりとこの渋川市に戻ってもらう、あるいは渋川市に居ついてもらうと、そのことが
人口減少対策の一番大事なことであると思います。そのために私はやはり働く場を渋川市につくっていかなければならないと思います。東京の学校へ出て、またそのまま東京で働くのではなくて、地元へ戻ってきてもらえるような、そういう働く場をつくっていきたいと思っています。若い人たちの声を聞いてみますと、渋川市が好きだと、非常に住みやすいところだし、環境もいいと言って、渋川市に対する愛着は皆さん持っております。しかし、働く場がないということは私も耳にします。何とか渋川市に働ける場をしっかりとつくっていきたいと思っております。そのために新しい産業ゾーンをつくって、そして企業を誘致していくということが大事だと思います。きのうも県の企業管理者とも相談を、お願いをしてきましたけれども、新たな企業誘致の場をつくっていきたい、そのことでは一致してきましたので、これからまたいろいろな形で県の力もかりながらやっていきたいと思っております。 それから、財政問題のあれかこれかの問題ですけれども、議員おっしゃられるようにこれは大変難しい問題であります。そういったこともあって、一律に5%ずつ減らしてくださいよというのが、いわゆる枠配分方式みたいなものだと思いますけれども、それは簡単ではありますけれども、皆さんが納得しやすい形かもしれませんけれども、私はそれではやはり必要なところの予算が減ってしまうということも起きますので、小さい予算であっても5%減らしてはいけないものもあると思いますので、それはやはり私もしっかりと見て、そして職員もそういう気持ちを持って必要なところにはしっかりと予算を確保する、そして無駄といいますか、優先度の低いところは減らすと、そういうめり張りをつけていかなければならないと思っています。そのことの評価はまた市民がしてくれることだと思いますので、市民の評価をいただけるような、そういうあれかこれかの選択をしていきたいと思います。 公平、公正、これは言葉で言うのは非常に簡単な言葉ですけれども、公平については今議員おっしゃられますように一律にとか、形式的な平等、公平ということではやっぱりないと思います。障害者もおりますし、高齢者もいる、いろいろな人たちがおられますので、それぞれの能力、力に応じてしっかりと対応していく、そのことが公平だと思います。公正については、自分でしっかりとコンプライアンスを守っていくということ、自分を戒める意味でもありますので、公正な行政をしていきたいと思っております。 財政問題の中の財政調整基金、それから減債基金の活用についてのご質疑がありました。財政調整基金は、議員もご承知のように年度間の財源の調整をするというために設けられておりますので、長く貯金をしておこうと、そういうものとは違いますけれども、年度間の財源の変動に耐えられるような額をしっかりとこれからも確保していきたいと思っております。それを超えてあるとすればそれを活用するということも考えられますけれども、財政調整基金の目的に沿って運用していきたいと思っております。減債基金については、借金の返済に充てるという目的で積んであるものですから、借金の返済のピークが来たときに活用していくということになりますので、一般的な財源調整とはまた違うと思います。これから渋川市も償還のピークを、平成33年ごろだったでしょうか、迎えますので、そういった時期に市民生活に影響が出ないように減債基金をうまく活用して財政運営をしていきたいと思っております。
○議長(須田勝議員) 11番。
◆11番(篠田德壽議員) 人口減少の
消滅可能性都市の部分で答弁をいただきました。市長は雇用の場の確保、働く場の確保と今答弁されましたけれども、確かにそういったことも最重要でありますし、こういった働く場というのがあって渋川市に定住する人が多くなるというのも間違いはないと思いますが、ただこの間もこういった企業誘致含めて非常に厳しい状況が渋川市は続いてきました。企業誘致については相手もあることですし、また今までは企業団地という形で造成をしてきましたけれども、最近は渋川市につきましても相手がどういった場所にどれだけの面積の土地を欲しいのか、こういった形で企業誘致をいろいろ提案してきた経緯もございます。そういった中でぜひこの企業誘致については積極的に進めていただきたいというのもあるのですが、一番の課題はやはり渋川市に定住していただくことだと思うのです。働くのは渋川市でなくても、周り、今非常に交通網が整備されてきました。前橋市、高崎市、伊勢崎市、この辺までは明らかに通勤圏内でございますので、雇用の場というのはそちらでもいいのではないかと思います。ただ、渋川市を住んでいただける魅力のある市にしていただきたい。渋川市に住んでよかった、こういった取り組みをぜひ進めていただきたいと思います。今関西でも明石市が非常に注目を集めております。明石市はもともとそういった産業という形ではなくて、子育て支援を初めいろいろなほかの市にない対策をとってきた結果、そこに住んでくれる人が非常にふえたということで、人口増加につながっているというお話も聞いているところでございます。そういった部分ではしっかりと定住人口をふやす、こういった対応をお願いしたいと思います。 それと、財政については多くの人が質疑したので、これは終わりにしたいと思います。 それと、先ほどちょっと具体的な答弁はなかったのですが、あれもこれもではなく、あれかこれか。あれかこれかをする場合は、やはり市民、私なんかもいろいろご相談するときもあるのですけれども、できないものはできないのです。できないものはできないのだけれども、それは何でできないのか、こういったことをしっかり説明してもらわないと、なかなか市民の皆さんに理解していただくことは難しいと思います。そういった部分でもある程度のしっかりとした基準というか、これは非常に難しい問題だと思いますけれども、しっかりとなぜだめなのかというのを説明していただける、こういったことを丁寧にやっていただくことが大切かなと思います。 それと、先ほどちょっと質疑しなかったのですが、NPOだとかボランティアの関係で、私も議員になってからずっと一貫していろいろ提案させていただいているのが、やはり渋川市職員として今の厳しい財政状況の中で市民の皆さんにどういったことをやっていただけるのか、協力してもらえるのか、こういったことを積極的に提案すべきではないかとずっとこの間言ってきました。やはり今NPOだとかボランティアという組織、団体もありますが、そこに参加したいのだけれども、なかなか一歩踏み出せないとか、参加する仕方がわからないとか、いろいろな人がいると思うのです。協力はしたいのだけれども、協力の仕方がわからない、こういった方も多くいると思います。積極的にいろいろな部分で投げかけを行っていただきたいと思います。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 篠田議員の重ねてのご質疑にお答えをいたします。 人口増、人口減少をとめるために魅力ある都市にしていかなければならない、おっしゃるとおりだと思います。渋川市は交通の便も非常に整備されてきておりますので、渋川市に住んで前橋市、高崎市に働きに行く方もいらっしゃる。あるいは、東京まで働きに行く方もおります。逆の場合も渋川市に前橋市、高崎市から勤める方もいらっしゃると思います。夜間人口と昼間人口がうまくバランスがとれるような、そういう都市をつくっていきたいと思います。魅力ある都市というのはいろいろな面で、生涯学習とか、医療とか、福祉とか、子育てとか、市民生活にかかわる全て、そして人生の若いときから年を重ね、リタイアしてからも大事なことでありますので、私は、CCRCというのが最近日本でも生涯現役のまちをつくろうという、そのような取り組みもなされておりますけれども、渋川市全体が日本版のCCRCのような、そういう観点で生涯現役のまちをつくっていきたいと思っております。 それから、あれもこれも、あれかこれかの話ですけれども、できないことはこれはできないのだと、難しいと、お金がなくてできないのか、制度があってできないのか、いろいろな事情があると思います。そのことをしっかりと皆さんに説明していく努力をしていくことが私は市の務めだと思っております。お金がないから、できない、したがって来年は1割ずつ皆さん、我慢してくださいと、それは簡単ではありますけれども、あえて大変な道だとは思いますけれども、一つ一つ吟味をして市民の皆さんに我慢してもらうところは我慢してもらうと、その努力を重ねていきたいと思っております。 それから、NPO、ボランティアの関係、篠田議員も私と一緒にNPOに参加をしたり、いろいろな形で社会に貢献をするボランティア活動をしております。私は、市民の中には元気であるし、そして仕事ももう終わったと、何か市の役に立つことあるいは社会の役に立つこと、そういう活動に参加したい、そういう意欲のある方たくさんおられると思います。そういった志をしっかりと市政の中で、まちづくりの中で力を発揮していただくと、そういう場をしっかりとつくっていきたいと思います。来年度に向けてまた市民と行政が協働していくのにどうしていったらいいかという、そういう市民協働のまちづくりのようなセクションも市の中にも考えていきたいと思っております。いずれにしても市民と協働して渋川市のまちづくりをしていきたいと思っております。
○議長(須田勝議員) 11番。
◆11番(篠田德壽議員) 3問目になりますので、1点だけ最後に確認をさせていただきたいと思います。 先ほどから人口減少についていろいろな質疑をさせていただきました。やはり若い人にとって魅力のあるまちでないとなかなか発展するのは難しいかなと思っております。そういった部分では、今高齢者の関係についてももちろん重要でありますし、そういったいろいろなボランティアだとか、いろいろな組織含めて制度的にも充実させていかなければなりません。その中で高齢者、そして若い人の交流をできる場をつくるというのも一つの考え方かなと思いますし、やはり今私がいろいろ市民の中で若い人から聞こえてくるというのが、渋川市は渋川市総合公園という大変大きな公園が上にあります。ただ、渋川市の中でも特に南部地区については公園といった公園ってほとんどないのです。若い人たちが本当に今求めているもの、そして子育てしやすい環境、こういった部分につきましてもいろいろな形で、今後市長はさまざまな市民と対話することあると思いますが、そういった中でお話を聞きながら、しっかりと
人口減少対策、定住促進について検討していただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上で質疑を終わります。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 9番、今成信司議員。 (9番今成信司議員登壇)
◆9番(今成信司議員) 再度になりますけれども、5ページの
東部学校給食共同調理場の建設事業は一時凍結というのは新聞報道されました。そして、きょうの市長施政方針の中にも掲載されました。9月13日に就任されて、きょうで7日目、1週間となりますけれども、先ほど安カ川議員から経緯についてという部分で、私まだ経緯についてがちょっとよく理解できていなかったので、再度お願いしたいと思います。
○議長(須田勝議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 今成議員のご質疑にお答えいたします。
東部学校給食共同調理場を一旦凍結して再検討するということについての経緯についてのお尋ねでございますけれども、私はかねて公約の中で事務事業を徹底して見直しをして、無駄を省いて行財政改革をしてまいりますと、そのことの実行、実現の中の一つということでございます。
○議長(須田勝議員) 9番。
◆9番(今成信司議員) それは議会軽視と言われるおそれがあるのではないかという考えはなかったですか。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 市長施政方針を皆さんにお配りする前に、たしか14日だったですか、こういった考え方を議員の皆さんに私から説明をしたいという申し出を議長、そのほかの方にお話をいたしました。前例もないということなので、市長施政方針の原稿を早く配っていただきたいということで、早急に取りまとめて、15日の朝に議員にお配りしたというのが経緯でございます。
○議長(須田勝議員) 9番。
◆9番(今成信司議員) 再度お答え願いたいのは、それは議会軽視と言われるおそれがあるのではないかとは思いませんでしたかと私は質疑しました。その件についてだけお答え願えれば結構です。 それと、3問目なので、3ページにあります「渋川市を再生させてまいります」、長く読みますと「渋川市の優れた立地条件と人々の力を生かして、
人口減少危機を突破し、渋川市を再生させてまいります」、この文面の中で再生という言葉で、具体的な再生案があるのであればお聞かせください。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 私としては、丁寧に議会の皆さんにご説明したいという思いで14日の日に説明する機会を設けていただきたいということを申し上げたものでございます。これからも議会をしっかりと皆さんと相談しながら進めていくということについてはいささかも変わるところがございません。 それから、渋川市の再生ですけれども、人口減少とか借金が多いとか、いろいろな意味で暗い話、市の衰退といいますか、市が停滞、衰退をしているという現象が出てきております。そういったことをとめて、渋川市を元気にして魅力あるまちにしていくということが渋川市再生の趣旨でございます。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 16番、加藤幸子議員。 (16番加藤幸子議員登壇)
◆16番(加藤幸子議員) 市長の施政方針についてお聞きいたします。 合併して11年が過ぎようとしています。その間合併に伴ういろいろな事業が進みました。そして、渋川市の未来のための行政改革をしなければならないという、群馬県でも12市の中で最も市債残高が多くなってきた、こういうふうな状況。私どもは、合併するときに合併には反対でした。地域は5倍になり、人口は2.5倍、こういった状況の中で渋川市が大変な状況に陥るのではないかという提言はさせていただきましたが、渋川市は6市町村で合併をしました。今に至ったわけですけれども、私が一番今心配していますのは、支所が行政センターになり、市長は行政センターに権限を与えるという方針を出しましたけれども、きちんと、その辺が私は一番心配です。そして、今地球的に非常に災害が多くなっております。温暖化傾向の中での災害がこの日本でもたくさん出ています。地震、豪雨、そして台風、そういった中で私は各地域の行政センターが災害があったときにきちんと地域の司令塔になるような、そういう、もちろん市長をトップにしてですが、行政センターが司令塔になるような役割を果たすのではないかと、今後大切にしていかなくてはならないと思っております。ここにはそういうふうには書かれておりませんけれども、ぜひこのことについては市長にお聞きをしておきたいと思います。 それから、先ほど県内12市の中で最も多い市債残高だと言われましたし、これはもう合併するときに一本算定になるという時期から始まって、やはりこの財政状況は見えていたわけですから、そして阿久津市長はそのことを鑑みて減債基金を積み増してきたということもあるわけです。市長は今後このことについてもう一度どのように取り組みを進めるのかお聞きしたいのと同時に、それから行政センターの役割について見直すと言われましたので、そのことについて具体的にお聞かせいただきたいと思います。 それから次に、第2に子どもたちがいきいきとすこやかに育つ渋川ということで、先ほどから保育料の完全無料化は出ておりました。私もそれについては賛成いたします。今もう第2子が60%まで無料になっていますし、第3子の子どもたちは無料ですよね。そういった状況の中で私は将来を目指して渋川市で暮らしていくというところでは大変結構な施策だと思いますけれども、小学校に上がってからの問題なのです。今学童保育所が渋川市にはあります。これが保育料が1万円、所得に関係なくとにかく一定の保育料を取られていると。そして、お隣の吉岡町では5,000円です。その差がやはり歴然としております。ぜひ私は学童保育所、今大変働く親が多くなってまいりまして、子どももふえております。ぜひ学童保育所を学校の中につくってほしいということでずっとお願いしてきましたけれども、旧村部ではそれができています。しかし、旧渋川市内では学校の中に入っているのは西小学校だけですよね。そういった中でぜひ学校の中に学童保育所の施設を置いてほしいと同時に、保育料を引き下げてほしいという願い、これは親の願いです。市長はずっとこの中に書かれておりますけれども、市政の原点は現場にあるとの思いを強くし、市民の声を市政に反映させなければならないと痛切に感じました。こういう声はございませんでしたか。お聞かせをいただきたいと思います。 それから、第4の活力とうるおいのある渋川です。学校の再編に伴う廃校舎を活用しますと書かれております。南雲小学校と刀川小学校が合併いたしました。南雲の地域の人たちは、子どもたちの声が聞こえない。夜になると暗闇の状態になる。私は、小学校を地域からなくすのは反対です。というのは、やはり子どもの足で歩いて行ける学校がそこにあるから、そしてそこに地域の文化の拠点としての学校と考えておりますけれども、市長は今後学校の統廃合についてどのようにお考えになっているのかをお聞かせいただきたいと思います。 それから、公民館、図書館を生涯学習の拠点として整備してまいりますと書いてあります。公民館は各地域それぞれ新しくなったり、改築をしたりしておりますけれども、古巻地域の公民館、これが活用は非常に多いのですけれども、なかなかここが手をつけておりません。今後の後期の計画の中に入れましたというお話ですけれども、市長はどのようにお考えなのかお聞かせください。 それと、先ほど市の職員が能力を最大限に発揮できる市役所、それから私の政治の基本は公平、公正、責任でありますと書かれております。私は、非常にこれは奥深い言葉だと思っております。ぜひとも市の職員が自分の能力を最大限に生かして仕事ができる、そういう職場をつくるということは本当に大切なことだと思っております。ぜひ今後もその中に女性の幹部も登用してほしいと考えておりますので、ぜひ市長の考えをお聞かせください。
○議長(須田勝議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) 加藤議員のご質疑にお答えをいたします。 まず最初に、合併して11年、行政センターの機能のことについてのご質疑がございました。できるだけ私は地域に近いところで市民のサービスができるような、ワンストップサービスができるような、そういうあり方が望ましいと思っております。そういう意味で今回の
生活道路等緊急整備事業というのを、時間はありませんでしたけれども、9月補正予算に提案をさせていただきました。行政センターで行政センターの長があそこの草刈りはすぐやりましょう、あそこの道路の補修はすぐやりましょう、そういう対応ができるようにしたいと思っております。大きなものは、それはいろいろ検査とか入札とかということが絡みますので、しっかりと集約をしてやると、そういう両面があると思いますけれども、できることは市民の生活に身近なところでやっていくという考えでございます。 災害時の問題もございました。災害にもいろいろな災害がありますけれども、地域のことは地域でできるようにしなければいけないと、災害対応できるようにしたいと思っております。ただ、一方で災害というのはしっかりと指揮命令系統がはっきりしませんと混乱をいたしますので、そういう点では市長を、災害対策本部のようなものをつくったときには、災害対策本部の本部長のもとにそういう本部の活動をしていくようなことをしないと、混乱を招いてはいけないと思っております。 それから、2つ目の借金財政からの脱却ということですか、減債基金がありますので、減債基金をしっかりと活用してこれからの財政運営をしていきたいと思います。 3つ目の学童保育のお尋ねがございました。私も回ってみまして、子どもの数は減っておりますけれども、学童保育に預けるお子さんは非常にふえてきているというのが現実にあります。保育料の問題もありますけれども、預かる場所、そういったものもしっかりと整備していかなければならないと思いますので、両面からまた検討していきたいと思います。 4つ目の廃校舎の活用と学校の統廃合のご質疑でございました。廃校舎はこの間の学校統廃合で上白井小学校、小野上中学校、南雲小学校、刀川小学校、今現在4校が廃校舎として残っております。この資産をしっかりと活用していくことは大事なことであります。それぞれの教育委員会で考えることではなくて、市全体としてこの資産を活用できるようにしていきたいと思います。いろいろな形での活用が考えられると思います。生涯学習として使う、あるいは企業が来てくれると、いろいろな形があると思いますけれども、そういったことを含めて民間の活力も活用しながら資産を活用をしていきたいと思っております。 学校の統廃合ですけれども、このことは教育水準の向上といいますか、教育内容をよくするということが1つあると思いますし、また学校については地域のシンボルでもありますので、地域の活性化のこともあります。この両面からそれぞれ地域の皆さんと相談をしながら進めていきたいと思っております。 公民館の整備のことがございました。古巻公民館が非常に利用されているというのは私も承知をしております。これから高齢化社会になっていきますので、公民館、図書館等はしっかりと整備をしていきたいと思っております。その中の一つとして古巻公民館も検討していきたいと思っております。 それから、職員の能力の発揮の問題でございます。その中で女性の活用についてのご質疑がございました。女性の登用というのは当然のことだと私は思っております。女性には女性の特有の出産、子育て、いろいろなことがありますので、そういったことに配慮しながら、女性の皆さんにしっかりと能力を発揮していただけるような職場をつくっていきたいと思っております。 休 憩 午前11時55分
○議長(須田勝議員) 休憩いたします。 会議は、午後1時に再開いたします。 再 開 午後1時
○議長(須田勝議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 16番議員の質疑を続けます。 16番。
◆16番(加藤幸子議員) 市町村合併以降、大型事業の実施などによって多額の市債残高が今ふえておるという、抱えておるというところで、それを減債基金で賄っていくというお話でしたけれども、今後市長におかれましては新しい渋川市をつくるとともに、合併をしたことによる借金の返済をしていかなくてはならないというところで、財政を主に担当されてきたというところでは大いに期待しておきたいと思います。 それと、先ほどの市の職員が能力を最大限に発揮できる市役所というところですが、行財政改革の中で市の職員が自分の能力を発揮できるような今状況になっているのかどうかお聞きしたいのですけれども、今正規職員を非正規職員に置きかえているという状況が見られます。そういった中で、先ほども収入と支出をどういうふうにバランスをとっていくかというお話の中で、私は市税を納められる市民をたくさんつくっていくということが大事なのだと思うのです。そういう意味では、非正規職員をつくっていくということはそこに逆行しているのではないかと思います。今結婚時期を迎えている人たちのうち、大体年収300万円以下の人たちが60%、そして貯蓄高ゼロという、そういう状況の中で結婚をして子育てをしよう、そういう気にならないということが新聞に出ておりましたけれども、せめて市は職員の正規採用を控えるのではなく、きちんと税金を納められる職員をつくっていく、こういうことが大事なのではないかと考えられますが、市長の見解をお聞きします。 それと、先ほど活力とうるおいのある渋川というところで廃校の問題、教育委員会から離して、企業を誘致したいという話がございました。教育福祉常任委員会でも淡路市に視察に行ってまいりました。そこでも廃校がありまして、そこには企業と、それからレストランだとか、いろいろなやはり活用をしているのです。教育委員会だけで考えているとなかなか具体的に進んでいかないと思いますので、ぜひ私は全庁で考えられるような方向性を持ってほしいと思います。 それから、学校は地域のシンボルだと市長おっしゃられました。私もそのとおりだと思います。せめて小学校は各地域に残しておく、このことが大切なのではないかなと考えております。ぜひ人数が減ったから、即統廃合とならないようにお願いをしておきたいと思います。
○議長(須田勝議員) 市長。
◎市長(髙木勉) 加藤議員の重ねてのご質疑にお答えをいたします。 市職員の能力を発揮できる、そういった職場をつくっていきたいということにつきましては、先ほど私が申し上げたとおりでございます。いろいろなことに挑戦をして、そして最後は私が責任をとるということを就任の挨拶で申し上げました。そのことに尽きるということでございます。雇用の形態いろいろあると思いますけれども、格差がなくて、そして皆さんが税金を納められるような社会になれば一番いいことでありますけれども、弱い者を助けるというのが私の政治の原点でもありますので、そういった気持ちを持ちながらやっていきたいと思います。 廃校舎の活用についてでございます。全国的に廃校舎を活用していろいろな地域おこしにつなげているところがございます。隣の前橋市でも嶺小学校を閉鎖をして、そして英語村という形で活用したり、いろいろな活用例があると思いますので、渋川市においても教育委員会ということでなくて、市全体としていろいろな活用に取り組んでいきたいと思います。もちろん民間の知恵をかりるということが必要だと思いますので、役所の中だけで考えるのではなくて、いろいろな方に参加をしてもらって活用していきたいと思います。 学校の統廃合につきましては、先ほど申し上げましたようにいろいろな要素がありますので、そういったことを考えながら、残すところは残す、そしてまた統合が必要なところがあれば統合していくということで臨みたいと思います。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で
市長施政方針説明を終わりにします。
△日程第6 報告第15号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
○議長(須田勝議員) 日程第6、報告第15号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 報告事項の内容について説明を求めます。 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) ただいまご上程をいただきました報告第15号の
市長専決処分の報告についてご説明を申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告するものであります。 3ページをお願いいたします。専決処分書でありますが、和解及び損害賠償の額を定めることについて、本件事故にかかわる和解が平成29年5月17日に成立したことによるものであります。 本件事故は、平成28年5月18日午前6時30分ごろ、渋川市赤城町滝沢707番2地先、市道南中前線において、事故当事者運転の原動機付自転車が西に向かって走行中、当該市道から市道5―3068号線に右折したところ、横断側溝の段差部を通過したことにより転倒し、同氏が負傷したので、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定及び市長において専決処分することができる事項の指定についてにより、次のとおり専決処分をしたものであります。 1の和解の内容でありますが、当事者甲は渋川市長、阿久津貞司であります。乙は、記載のとおりであります。事故の状況から過失割合は甲の20%、乙の80%で合意したものであります。 (1)でありますが、甲は治療費9万343円、文書料5,400円、慰謝料18万1,200円、総額27万6,943円のうち4万円を乙に、1万5,388円を第三者行為により乙から損害賠償請求権を取得した全国健康保険協会群馬支部に支払うものであります。 (2)でありますが、甲及び乙は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認するものであります。 2の損害賠償額は、5万5,388円であります。この損害賠償額につきましては、本市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険から全額補填されるものであります。 次に、事故の内容について申し上げます。事故現場は、渋川市赤城町滝沢707番2地先、市道南中前線上、赤城南中学校西約200メートル付近の市道5―3068号線と接続する箇所であります。平成28年5月18日午前6時30分ごろ、事故当事者が本線を赤城南中学校方面から西に向かって現場付近を原動機付自転車で走行中に、市道5―3068号線に入るため右折したところ、横断側溝に幅約180センチメートル、高さが最大で約4センチメートルの段差があり、ハンドルをとられ、バランスを崩し、転倒して、右足関節内果骨折、右足首の内側くるぶしを骨折したものであります。 なお、本件の処理に時間を要しましたのは、事故当事者には加入している健康保険協会に第三者行為によるけがである旨の届け出をしていただきました。その後健康保険協会から連絡がないため問い合わせをしたところ、健康保険協会側が単独事故であるとして処理をしていたことが判明したため、再度届け出を行い、手続を進めたことなど、書類の手続に時間を要したものであります。 事故現場につきましてはすぐに補修工事を行いましたが、今後このような事故がないよう道路パトロールの強化を行うとともに、フォトリポしぶかわのより一層の周知を行い、事故を未然に防ぐよう道路維持管理に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第15号を終わります。
△日程第7 報告第16号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 報告第17号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
○議長(須田勝議員) 日程第7、報告第16号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)、報告第17号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)、以上2件を一括議題といたします。 報告事項の内容について説明を求めます。 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) ただいまご上程をいただきました報告第16号
市長専決処分の報告についてご説明を申し上げます。 議案書の5ページをお願いいたします。地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告するものであります。 7ページをお願いいたします。専決処分書でありますが、和解及び損害賠償の額を定めることについて、本件事故にかかわる和解が平成29年7月12日に成立したことによるものであります。 本件事故は、平成29年4月28日午後7時20分ごろ、渋川市赤城町溝呂木1267番地先、市道5―4081号線において、事故当事者運転の普通自動車が北東に向かって走行中、車道上にあった破損したアスカーブの破片に接触し、タイヤがパンクしたので、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定及び市長において専決処分することができる事項の指定についてにより、次のとおり専決処分をしたものであります。 1の和解の内容でありますが、当事者甲は渋川市長、阿久津貞司であります。乙は、記載のとおりであります。事故の状況から過失割合は甲の90%、乙の10%で合意したものであります。 (1)でありますが、甲は乙に対し、タイヤ修理費2万736円のうち1万8,662円を支払うものであります。 (2)でありますが、甲及び乙は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認するものであります。 2の損害賠償額は、1万8,662円であります。この損害賠償額につきましては、本市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険から全額補填されるものであります。 次に、事故の内容について申し上げます。事故は平成29年4月28日の午後7時20分ごろ発生し、連絡を受けたのは平成29年5月17日であります。事故現場は、市道栄線沿いの旧三原田小学校栄分校北約200メートルの市道5―4081号線であります。当事者は、市道5―4081号線を市道5―6560号線から日帰り温泉施設に向かって走行していました。原因は不明ですが、アスカーブが破損し、車道上に出ており、夜間で認知しにくかったため、車道上のアスカーブの発見がおくれ、乗用車左前輪タイヤの側部を損傷したものであります。 なお、事故現場につきましてはアスカーブの撤去を行うなど、速やかに行いました。今後このような事故がないよう道路パトロールの強化を行うとともに、フォトリポしぶかわのより一層の周知を行い、事故を未然に防ぐよう道路維持管理に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。以上で説明を終わらせていただきます。 続きまして、ただいまご上程をいただきました報告第17号
市長専決処分の報告についてご説明を申し上げます。議案書の9ページをお願いいたします。地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告するものであります。 11ページをお願いいたします。専決処分書でありますが、和解及び損害賠償の額を定めることについて、本件事故にかかわる和解が平成29年7月12日に成立したことによるものであります。 本件事故は、平成29年5月12日午後7時20分ごろ、渋川市赤城町溝呂木1267番地先、市道5―4081号線において、事故当事者運転の普通乗用車が北東に向かって走行中、車道上にあった破損したアスカーブの破片に接触し、タイヤがパンクしたので、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定及び市長において専決処分することができる事項の指定についてにより、次のとおり専決処分をしたものであります。 1の和解の内容でありますが、当事者甲は渋川市長、阿久津貞司であります。乙は、記載のとおりであります。事故の状況から過失割合は甲の90%、乙の10%で合意したものであります。 (1)でありますが、甲は乙に対し、タイヤ修理費1万6,740円のうち1万5,066円を支払うものであります。 (2)でありますが、甲及び乙は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認するものであります。 2の損害賠償額は、1万5,066円であります。この損害賠償額につきましては、本市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険から全額補填されるものであります。 次に、事故の内容について申し上げます。事故は平成29年5月12日の午後7時20分ごろ発生し、連絡を受けたのは平成29年5月17日であります。事故現場は、市道栄線沿いの旧三原田小学校栄分校北約200メートルの市道5―4081号線であります。当事者は、市道5―4081号線を市道5―6560号線から日帰り温泉施設に向かって走行していました。原因は不明ですが、アスカーブが破損し、車道上に出ており、夜間で認知しにくかったため、車道上のアスカーブの発見がおくれ、乗用車左前輪タイヤの側部を損傷したものであります。 なお、事故現場につきましてはアスカーブの撤去を速やかに行いました。今後このような事故がないよう道路パトロールの強化を行うとともに、フォトリポしぶかわのより一層の周知を行い、事故を未然に防ぐよう道路維持管理に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第16号及び報告第17号を終わります。
△日程第8 報告第18号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
○議長(須田勝議員) 日程第8、報告第18号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 報告事項の内容について説明を求めます。 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) ただいまご上程をいただきました報告第18号
市長専決処分の報告についてご説明を申し上げます。 議案書の13ページをお願いいたします。地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告するものであります。 15ページをお願いいたします。専決処分書でありますが、和解及び損害賠償の額を定めることについて、本件事故にかかわる和解が平成29年7月26日に成立したことによるものであります。 本件事故は、平成29年6月12日午後6時30分ごろ、渋川市石原字手川1313番2地先、市道1―3568号線において、事故当事者運転の普通自動車が市道の横断側溝を通過したところ、右前輪によりグレーチングがはね上がり、車両右側下部のエンジンリアマウント、右センターエキゾーストチューブ及びトランスファーが損傷したので、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定及び市長において専決処分することができる事項の指定についてにより、次のとおり専決処分をしたものであります。 1の和解の内容でありますが、当事者甲は渋川市長、阿久津貞司であります。乙は、記載のとおりであります。事故の状況から過失割合は甲の100%で合意したものであります。 (1)でありますが、甲は乙に対し、車両修繕費36万2,119円のうち36万2,119円を支払うものであります。 (2)でありますが、甲及び乙は、本件事故に関して、上記以外甲乙間に債権債務がないことを当事者相互に確認するものであります。 2の損害賠償額は、36万2,119円であります。この損害賠償額につきましては、本市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険から全額補填されるものであります。 次に、事故の内容について申し上げます。事故現場は、市道1―3568号線、豊秋小学校から北西へ約300メートルの場所であります。当事者は市道1―3568号線を東から西に向かって走行していましたが、市道にある横断側溝を走行した際、グレーチングがはね上がり、右側下部のエンジンリアマウント、右センターエキゾーストチューブ及びトランスファーを損傷したものであります。事故原因でありますが、横断側溝グレーチングの経年劣化による変形やずれによりがたつきが生じたものと考えております。事故現場につきましては直ちに安全対策を講じ、新規のグレーチングへ交換を行いましたが、今後このような事故がないよう道路パトロールの強化を行うとともに、フォトリポしぶかわのより一層の周知を行い、事故を未然に防ぐよう道路維持管理に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第18号を終わります。
△日程第9 報告第19号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
○議長(須田勝議員) 日程第9、報告第19号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 報告事項の内容の説明を求めます。 笹原商工観光部長。 (商工観光部長笹原 浩登壇)
◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程をいただきました報告第19号
市長専決処分の報告についてご説明を申し上げます。 議案書の17ページをお願いいたします。地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告をするものであります。 19ページをお願いいたします。専決処分書でありますが、和解及び損害賠償の額を定めることについて、本件事故にかかわる和解が平成29年7月31日に成立したことによるものであります。 本件事故は、平成29年1月25日午前8時45分ごろ、渋川市伊香保町伊香保541番地4、渋川市伊香保温泉ビジターセンターにおいて、同所2階の障害者便所に給水する配管が破損して、漏水した水が1階へ流入したことにより、同所に事務所を構える乙使用の1階物置の物品を浸水させたもので、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定及び市長において専決処分することができる事項の指定についてにより、次のとおり専決処分をしたものであります。 1の和解の内容でありますが、当事者甲は渋川市長、阿久津貞司であります。乙は、記載のとおりであります。事故の状況から過失割合は市の100%で合意したものであります。 (1)でありますが、甲は乙に対し、損害賠償金91万9,199円を支払うものであります。 (2)でありますが、甲及び乙は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認するものであります。 2の損害賠償額は、91万9,199円であります。この損害賠償額につきましては、本市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険から全額補填されるものであります。 次に、事故の内容について申し上げます。事故現場は、渋川市伊香保温泉ビジターセンター、渋川市伊香保町伊香保541番地4であります。平成29年1月25日未明からの気温低下で給水管が凍結破損し、午前8時45分ごろ、渋川伊香保温泉観光協会職員が出勤した際に漏水を発見したものであります。2階の障害者便所壁内に設置している給水管から漏水した水が壁内を伝わり1階の物置に流入してしまい、観光パンフレット、DVD、ビデオテープなどの物品を浸水させたものです。漏水の状況としましては、壁内に設置されました銅製の配管におよそ1センチメートルの亀裂が生じたことにより、そこから漏水したものであります。漏水の要因は、壁内の配管が保温材を使用せずに設置されていたため、凍結予防の措置が講じられず、配管が凍結したことにより亀裂が生じ、漏水したものでございます。漏水修繕は、破損箇所を新しい管に交換し、壁内に凍結防止用の保温材を敷設し、配管の保護を行いました。今後このような事故がないよう細心の注意を払い施設管理に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第19号を終わります。
△日程第10 報告第20号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)
○議長(須田勝議員) 日程第10、報告第20号
市長専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 報告事項の内容の説明を求めます。 笹原商工観光部長。 (商工観光部長笹原 浩登壇)
◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程をいただきました報告第20号
市長専決処分の報告についてご説明を申し上げます。 議案書の21ページをお願いいたします。地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告するものであります。 23ページをお願いいたします。専決処分書でありますが、和解及び損害賠償の額を定めることについて、本件事故にかかわる和解が平成29年7月31日に成立したことによるものであります。 本件事故は、平成29年6月3日午前10時ごろ、渋川市伊香保町伊香保614番地1、渋川市営石段アルウィン公園北駐車場において、区画番号16に設置された車どめから飛び出た鉄筋が当該駐車場を利用した乙所有の普通乗用車の右後方フェンダーに接触し、破損させたもので、和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定及び市長において専決処分することができる事項の指定についてにより、次のとおり専決処分をしたものであります。 1の和解の内容でありますが、当事者甲は渋川市長、阿久津貞司であります。乙は、記載のとおりであります。事故の状況から過失割合は市の100%で合意したものであります。 (1)でありますが、甲は乙に対し、車両修理費10万1,362円を支払うものであります。 (2)でありますが、甲及び乙は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認するものであります。 2の損害賠償額は、10万1,362円であります。この損害賠償額につきましては、本市が加入しております全国町村会総合賠償補償保険から全額補填されるものであります。 次に、事故の内容について申し上げます。事故現場は、渋川警察署伊香保交番西北西約50メートル、渋川市営石段アルウィン公園北駐車場、渋川市伊香保町伊香保614番地1であります。平成29年6月3日午前10時ごろ、区画番号16の駐車区画から出庫しようとしたところ、車どめから飛び出た鉄筋に気づかずに発進してしまい、右後方フェンダーにひっかかり、フェンダーが外れたものであります。鉄筋が飛び出た原因でございますが、駐車の際にタイヤが接触することにより、車どめを固定するアンカーが次第に緩み、車どめ上部の目地が外れたことにより、アンカーが突出したものと考えられます。事故現場につきましては直ちに補修を行い、ほかの車どめの状況を確認しました。今後このような事故がないよう駐車場管理に努めてまいりますので、よろしくお願いします。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第20号を終わります。
△日程第11 報告第21号 平成28年度渋川市
一般会計継続費精算報告書の報告について
○議長(須田勝議員) 日程第11、報告第21号 平成28年度渋川市
一般会計継続費精算報告書の報告についてを議題といたします。 報告事項の内容について説明を求めます。 愛敬総務部長。 (
総務部長愛敬正孝登壇)
◎総務部長(愛敬正孝) ただいまご上程いただきました報告第21号 平成28年度渋川市
一般会計継続費精算報告書の報告についてご説明申し上げます。 平成26年度から3カ年の継続事業として進めてまいりました(仮称)北橘運動場周辺道路整備事業が完了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定によりまして、別紙のとおりご報告するものでございます。 議案書の25ページをお願いいたします。8款土木費2項道路橋りょう費、事業名、(仮称)北橘運動場周辺道路整備事業の全体事業費といたしましては、全体計画の列、年割額計欄のとおり5,795万9,000円を予定していました。実績額は実績の列、支出済額の計欄のとおり5,217万4,800円で、その財源は全て一般財源でございます。 事業内容は(仮称)北橘運動場整備事業に伴います周辺道路の整備工事で、工期は平成27年2月10日から平成28年9月30日までで、施工延長は649.4メートルでございます。 以上で平成28年度渋川市
一般会計継続費精算報告書の報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第21号を終わります。
△日程第12 議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦について 議案第67号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(須田勝議員) 日程第12、議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦について、議案第67号
人権擁護委員候補者の推薦について、以上2議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程いただきました議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦について、議案のご説明を申し上げます。 人権擁護委員であります村上賢一氏の任期が平成29年12月31日で満了となりますので、後任の候補者として塚原優氏を推薦するものでございます。人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 塚原優氏は、昭和25年6月11日生まれで、住所は渋川市村上2719番地であります。同氏は、平成3年度に小野上小学校のPTA会長を務め、また平成23年から今日まで小野上地区交通安全会の本部役員を続けられている方でございます。人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方として、人権擁護委員法第6条第3項の規定により推薦するものです。なお、任期は3年であります。よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げます。 ただいまご上程いただきました議案第67号
人権擁護委員候補者の推薦について、議案のご説明を申し上げます。人権擁護委員であります生方弥生氏の任期が平成29年12月31日で満了となりますので、後任の候補者として生方和子氏を推薦するものでございます。人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 生方和子氏は、昭和37年5月2日生まれで、住所は渋川市上白井973番地であります。同氏は、10年前から市立上白井小学校の児童に対しボランティアとして読み聞かせを行い、現在も市立中郷小学校で続けられており、また平成22年度に市立上白井小学校のPTA副会長を務められた方でございます。人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解がある方として、人権擁護委員法第6条第3項の規定により推薦するものでございます。なお、任期は3年であります。よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げます。 以上でございます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号及び議案第67号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号及び議案第67号については委員会付託を省略することに決しました。 議案第66号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに決しました。 議案第67号の討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第67号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第67号
人権擁護委員候補者の推薦については、これに同意することに決しました。
△日程第13 議案第68号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(須田勝議員) 日程第13、議案第68号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 諸田保健福祉部長。 (保健福祉部長諸田尚三登壇)
◎保健福祉部長(諸田尚三) ただいまご上程をいただきました議案第68号 渋川市介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由及び議案のご説明を申し上げます。 議案書の31ページをお願いいたします。初めに、提案理由でございますが、当初見込まれていました平成29年度消費税増税に伴う介護保険料の軽減措置拡大について、消費税増税の先送りにより軽減措置の拡大が見送られ、平成28年度の軽減措置を平成29年度に延長する必要があるため改正を行おうとするものでございます。 また、
地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律が平成29年7月1日から施行され、介護保険法第214条第3項に規定されている過料の対象が改められたことにより、本条例に所要の改正を行うものでございます。 次に、議案の内容についてご説明を申し上げます。なお、参考資料といたしまして添付させていただきました新旧対照表もあわせてごらんいただきたいと思います。第2条第2項中「平成28年度」を「平成29年度」に改めるのは、生活保護受給者等で所得段階が第1段階の被保険者の保険料軽減措置について、平成29年度まで軽減措置を継続するものでございます。 次に、第13条中「第1号被保険者」を「被保険者」に改めるのは、被保険者等に対する調査について正当な理由がなく物件の提出等に従わない場合などに過料の対象となる者を、第1号被保険者の配偶者もしくは第1号被保険者の属する世帯の世帯主等から被保険者の配偶者もしくは被保険者の属する世帯の世帯主等に改正するものでございます。 附則としまして、この条例は公布の日から施行いたします。ただし、改正後の第2条第2項の規定については平成29年4月1日から適用するものでございます。 以上で議案第68号についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 21番、角田喜和議員。 (21番角田喜和議員登壇)
◆21番(角田喜和議員) 議案第68号について質疑をさせていただきます。 今の部長の説明で新旧対照表で今見ていますが、ページは33ページになりますが、第13条については罰則の部分になるという説明がありましたが、その中で第1号被保険者となっていたものが今回は被保険者ということで、第1号被保険者と第2号被保険者と2種類被保険者についてはあると思うのですが、これについて第1号被保険者を外して被保険者全てと私は今の説明を聞いて思ったのですけれども、その辺はどういう経過でなったのか、ちょっと聞き漏らしたかもしれませんが、もう一度ご説明をいただければと思います。これについては介護保険法では最終改正が平成28年11月24日、法律第84号だと思うのですが、その間においてもここについては第1号被保険者と記述がありますが、この介護保険法の文言が変わっていないのにここが変わった理由がちょっとわからないので、再度説明をしていただければと思います。
○議長(須田勝議員) 諸田保健福祉部長。 (保健福祉部長諸田尚三登壇)
◎保健福祉部長(諸田尚三) ただいまご質疑いただきました条例第13条中の「第1号被保険者」を「被保険者」に改めるものでございますけれども、ことし、平成29年7月1日施行になりました
地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の中で改正が行われたものでございます。その改正の中で介護保険法の第214条第3項というのがございます。その中で「第1号被保険者」を「被保険者」に改めるという内容に改正をされているものでございます。それに従いまして本市の介護保険条例についても同様に改正をするものでございます。
○議長(須田勝議員) 21番。
◆21番(角田喜和議員) 介護保険法の改正があったということでありますが、インターネットを見ても、それからいろいろなところを見ても今年度の改正の中身が全然見えてこなかったのです。例えばこういう改正をするのであれば、備考だとか附帯資料の中で、改正案と現行との新旧対照表はあっても、それに変わる根拠みたいなものが一緒につけてあればこういう質疑をしなくても済んだのですけれども、この辺について今後もし起きるようなことがあったらばお願いしたいということと、これについては第14章の罰則の中で第214条がありますが、その中でも変わっていない。10万円以下の過料を科する規定を設けることができるという部分で渋川市は設けておるのですが、繰り返しになりますが、新旧対照表並びに変わる条例について説明だけでなく書類も一緒につけていただければ我々理解しやすいと思いますので、質疑をさせていただきました。その辺について再度、今後のことでありますけれども、お考えをお示しいただければと思います。 質疑は終わりますが、お願いします。
○議長(須田勝議員) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(諸田尚三) ただいまご指摘いただきましたとおり、議案上程する際には参考となる資料について今後添付をさせていただきたいと考えております。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第68号は、教育福祉常任委員会に付託いたします。
△日程第14 議案第69号 渋川市工場立地法に基づく地域準則条例
○議長(須田勝議員) 日程第14、議案第69号 渋川市工場立地法に基づく地域準則条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 笹原商工観光部長。 (商工観光部長笹原 浩登壇)
◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程いただきました議案第69号 渋川市工場立地法に基づく地域準則条例につきまして、提案理由及び議案の説明を申し上げます。 議案書の35ページをお願いいたします。初めに、提案理由でございますが、工場立地法の規定に基づき、敷地面積に対する緑地面積率、環境施設面積率の基準等を緩和するための条例を制定しようとするものであります。 制定の趣旨でありますが、恐れ入りますが、議案書の41ページをお願いします。参考資料2の趣旨でありますが、昭和49年に施行された現在の工場立地法では、敷地面積が9,000平方メートル以上または建築面積が3,000平方メートル以上の工場に対し、緑地面積率や環境施設面積率等の基準を定めております。この基準を緩和することは、企業誘致の際のアピールポイントとなるほか、既に市内に立地しております企業につきましては、生産施設の増設が可能となります。本条例は、新規の設備投資を促し、企業の発展を図り、市民の雇用確保につなげることを目的としております。 それでは、議案の内容についてご説明を申し上げます。恐れ入ります。議案書の35ページにお戻りください。第1条は、工場立地法第4条の2第1項の規定に基づき本条例を制定することを述べております。 第2条は、本条例で使用する用語の定義は工場立地法の定義をそのまま適用することを述べております。 第3条は、緩和の割合を定めております。工場立地法の準則では、緑地率及び環境施設率はそれぞれ20%以上、25%以上と定めております。これを表の欄のとおり用途地域の種類に応じて緩和するよう定めるものでございます。なお、緩和後の率については国が示します緑地面積率等に関する区域の区分ごとの基準、これは平成10年の告示でございますが、それに範囲が公表されておりまして、他市等の事例を参考として設定をしております。準工業地域が緑地率10%以上、環境施設率15%以上、工業、工業専用地域が緑地率5%以上、環境施設率10%以上、用途指定外区域、都市計画区域外が緑地率10%以上、環境施設率15%以上であります。なお、ここで定めのない住宅地や商業地等の区域につきましては、現行どおり国が定める準則、緑地20%以上、環境施設25%以上がそのまま適用されております。 議案書の36ページをお願いします。第4条は、工場の敷地が複数の区域にまたがる場合の対応について述べております。敷地の割合によりどの基準を適用するかを規定しております。 第5条は、重複緑地の算入率を定めております。重複緑地とは、屋上緑化や駐車場緑化など同じ敷地に緑地とほかの施設が重なっているもののことをいいます。現行では緑地面積の25%まで算入することができますが、この算入率を50%にまで緩和するものであります。 第6条は、隣接する他の地方自治体との間に工場が立地している場合には協議し、適切な措置を講ずることを定めております。 次に、附則でありまして、附則第1項はこの条例の施行期日を平成29年10月1日からとするものであります。 議案書の37ページをお願いいたします。附則第2項は、経過措置について定めております。 恐れ入りますが、議案書の42ページをお願いいたします。42ページの参考資料5の附則第2項で定める準則計算表についてをお願いしたいと思います。工場立地法の緑地率については、工場立地法で定められる以前から立地している多くの工場は国の基準を満たすことができませんでした。そのままでは生産施設を増設することができませんので、新たに生産施設を増設する場合、徐々に緑地や環境施設をふやしていけばよいという経過措置がとられております。工場立地に関する準則にその定めがございます。附則2の計算式につきましては、本条例ができることにより緑地面積率等の基準緩和を経過措置に反映させるために定めるものでございます。 議案の内容については以上になりますが、1点補足説明をさせていただきます。議案書の42ページの参考資料の6の市内の該当企業数をごらんいただきたいと思います。現在企業立地法に該当するとして届け出がなされている市内の立地企業は、先ほど申し上げましたとおり敷地面積9,000平方メートル以上または建築面積が3,000平方メートル以上の工場でありまして、その数は市内で18社、20工場であります。立地場所を用途地域別に分類いたしますと、工業地域が5工場、工業専用地域が1工場、準工業地域が3工場、用途指定外区域が11工場となっております。 以上で議案第69号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 21番、角田喜和議員。 (21番角田喜和議員登壇)
◆21番(角田喜和議員) 議案第69号について質疑を行います。 今説明の中では、過去において建設された工場等にはこの基準が守られていない地域も多々あるということでありました。今附則の中の説明で42ページの市内の該当企業数ということでお示しをいただきましたが、この18社、20工場のうち今現在現行の工場立地法の準則で、緑地が20%以上、また環境施設では25%以上を達成している事業所は何社あるのか。例えば社名まで言っていただければありがたいのですが、その辺も含めてお願いをいたします。 それから、市内においては用途指定地外の区域、例えば赤城でいきますと2社あると思うのですけれども、そういったところも今後この辺についてはどのようになっていくのかも含めてお示しをいただければと思いますが、よろしくお願いいたします。
○議長(須田勝議員) 笹原商工観光部長。 (商工観光部長笹原 浩登壇)
◎商工観光部長(笹原浩) 先ほど18社、20工場あるというご説明をさせていただいた中で角田議員からご質疑いただきました。そのうち今のまだ条例をつくる前の法に基づく準則でちゃんと満たしているところがどれだけあるかということでございまして、それにつきましては11社、13工場は今のままで基準を満たしております。 それから、赤城地区については1社を除いて基準を満たしているという状況でございます。
○議長(須田勝議員) 21番。
◆21番(角田喜和議員) 今現在の準則を満たしているという部分でも用途地内では11社、13工場ということでありましたが、現在ある、企業名についてはお示しいただけなかったのですけれども、例えば関東4社にしてもいろいろな業者があると思うのですけれども、そういう中で敷地を広げたくてももう手いっぱい、目いっぱいの中で、今度現行から新たな準則に変わった場合、建て増しするにしても面積は変わらないわけですから、そういう中で今の準則を満たしている、それをすることによってどういう影響が出てくるのかというのを考えられるわけではないですか、今の中で。そういうところでは指導が出てくるかと思うのですけれども、その辺についても上位法令なんかではうたっていないのですか。この新規の準則条例の中ではそのところまでちょっと示されていないのですけれども、今まであったものが逆に面積が少なくなることによって近隣へのそういった公害ではないですけれども、例えば空気だとか環境問題で被害が出てくるということも逆に考えられることもあると思うのですけれども、その辺については何か対策、指針みたいなものはあるのでしょうか。もしあればお示しいただければと思うのですが、お願いをいたします。
○議長(須田勝議員) 商工観光部長。
◎商工観光部長(笹原浩) 今のご質疑でございますが、周辺の環境悪化に影響があるのではないかというご質疑かと思います。この条例につきましては、工場立地法の対象となる特定工場の敷地内の緑地等についてのみ基準を緩和するということであります。先ほど角田議員からのご指摘でいけば、確かに昭和49年の工場立地法の施行のときでは公害対策ということがかなり前面にうたわれておりました。現在では公害防止技術が著しく向上しているということでありますので、そういった観点からは規制を厳しくするということではなくて、工場をふやして市内の企業を活況化させて雇用の推進に努めたいということで、平成23年の地方分権一括法により権限が県から市におりたという感じでありますので、公害問題の改善が図られているという前提でありまして、本条例によって緑地率の緩和は直ちに環境の悪化に結びつかないと考えております。それから、特定工場に対しましては、各種法令で定められております環境基準等を遵守するよう関係機関と連携しながら指導を徹底してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(須田勝議員) 21番。
◆21番(角田喜和議員) 今ある18社、20工場のうち11社、13工場という部分では説明は受けましたが、新たな工業団地等々、逆にこれから、午前中の市長の説明の中でも質疑がありましたけれども、最後のA3の参考図での色分けと中身について準工業地帯と工業専用地域と、この辺について説明をいただければありがたいのですが、どういうふうになっているのか、町なかにも商店街、駅前等々もあったりしますので、ちょっと地図がちっちゃくてわかりづらいのですが、その辺について再度お示しいただければありがたいと思います。これはいいとか悪いとかではなくて、現状をつかむ上でちょっと質疑をさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。 以上で終わりますが、お願いします。
○議長(須田勝議員) 商工観光部長。
◎商工観光部長(笹原浩) 議案第69号の参考図でご説明がなくて申しわけございませんでした。この図につきましては、用途区域ということで主に工業地域についてのものでありまして、緑色の部分については緑地、公園だとか、そういったものでございまして、一番下の半田の部分が工業専用地域ということで、これはサントリーの周辺でございます。ここのみが渋川市では工業専用地域ということになっておりまして、そのほかは関東4社だとか、あるいは金井の産業道路とかの部分については工業地域あるいは準工業地域とくくられておりまして、ちょっと図面が小さくて申しわけなかったのですけれども、そういったことでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第69号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第15 議案第70号
渋川市営住宅等条例の一部を改正する条例
○議長(須田勝議員) 日程第15、議案第70号
渋川市営住宅等条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) ただいまご上程をいただきました議案第70号
渋川市営住宅等条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び議案の内容についてご説明を申し上げます。 議案書の47ページをお願いいたします。初めに、提案理由でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第7次一括法でありますが、平成29年4月26日に公布され、第9条の規定により公営住宅法について改正が行われ、平成29年7月26日に施行されました。この改正に関して必要な政省令の規定を整備するため、公営住宅法施行令及び住宅地区改良法施行令の一部を改正する政令が平成29年7月21日に公布され、同年7月26日に施行されました。このことにより、公営住宅法施行令において第10条として条例で公営住宅の明け渡しの請求に係る収入基準を定める場合の基準が追加されたことに伴い、同施行令の規定を引用している
渋川市営住宅等条例の一部を改正する必要が生じたこと、あわせて条文の整理を行うため所要の改正を行うものであります。 次に、議案の内容についてご説明申し上げます。
渋川市営住宅等条例の一部を次のとおり改正しようとするものであります。 上から8行目、第36条及び第37条中「第11条」を「第12条」に改めるとは、公営住宅法施行令の条ずれによるものであります。 9行目、第60条第2項中「21条」を「第21条」に改めるとは、条文を整理するものであります。 10行目、第63条第1項中「(平成7年法律第14号)」を削るとは、条例第6条第1項本文中において記載があるため、条文の整理をするものであります。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものであります。 49ページには議案第70号の参考資料としまして新旧対照表をお示しいたしました。なお、説明については省略をさせていただきます。 以上で議案第70号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第70号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第16 議案第93号 渋川市
総合公園陸上競技場グラウンド舗装工事請負契約の締結について
○議長(須田勝議員) 日程第16、議案第93号 渋川市
総合公園陸上競技場グラウンド舗装工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) ただいまご上程いただきました議案第93号 渋川市
総合公園陸上競技場グラウンド舗装工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。渋川市
総合公園陸上競技場グラウンド舗装工事請負契約を次のとおり締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 1の契約の目的は、渋川市総合公園陸上競技場グラウンド舗装工事であります。 2の工事の概要は、陸上競技場グラウンド舗装一式であります。場所は、渋川市渋川地内であります。 3の契約の方法は、条件つき一般競争入札であります。 4の契約の金額は、3億3,696万円であります。 5の契約の相手方は、群馬県渋川市石原903番地1、井口建設株式会社、代表取締役、井口博之であります。 3ページをお願いいたします。議案第93号参考資料は、落札内容を示したものであります。工事名は、渋川市総合公園陸上競技場グラウンド舗装工事であります。 契約の方法、公告日と開札年月日は記載のとおりであります。 入札参加申請者数は3社、入札参加業者数も3社で、いずれも市内業者であります。 落札業者は記載のとおりであります。 予定価格は3億4,751万1,600円、落札価格は3億3,696万円であります。 予定工期は、平成30年8月31日であります。 工事内容は、舗装工としてアスファルト舗装772.9平方メートル、その他の舗装につきましては記載のとおりであります。施設整備工としてスポーツポイント工一式であります。 次に、5ページをお願いいたします。案内図であります。図面中央やや左側に斜線で明示した部分が工事場所であります。 次に、7ページをお願いいたします。舗装平面図であります。主要箇所についてご説明いたします。中央部長方形、○Cがインフィールドで、天然芝舗装となります。その両側の半円、○Fはゴムチップウレタン舗装となります。○C、インフィールドを囲っている楕円の○Eがトラック走路8レーンになり、ゴムチップウレタン舗装となります。さらにその周りがアウトフィールドとなり、ゴムチップウレタン舗装及び張り芝となります。 次に、9ページをお願いいたします。舗装構造図であります。向かって左側上がアスファルト舗装の標準構造図、左下が天然芝舗装の標準構造図であります。右側上がクレー舗装の標準構造図となっており、右側下がゴムチップウレタン舗装の標準構造図であります。 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第93号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△日程第17 議案第71号 平成29年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)
○議長(須田勝議員) 日程第17、議案第71号 平成29年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉) ただいまご上程いただきました議案第71号 平成29年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を申し上げます。 今回の補正につきましては、より効果的な
人口減少対策を推進し、一層の地域振興や身近な生活環境の改善など、諸課題に速やかに対応するため補正予算を編成いたしました。主なものといたしましては、
消滅可能性都市からの脱却を目指して
人口減少対策を強力に推進することを目的に、市長を本部長とする渋川市
人口減少対策本部を庁内に設置し、横断的な取り組みを重点的に行うための予算、そして生活道路の補修や除草など、身近な生活環境を整えるための地域要望に迅速に対応し、安全で安心な住みよいまちづくりを推進するための予算、またふるさと応援寄附金の寄附金額の増額が見込まれることに伴い、不足する事務経費などを補うための予算などでございます。予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。なお、充当財源につきましては国庫支出金、諸収入及び一般財源で措置をいたしました。 内容等につきましては総務部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げます。
○議長(須田勝議員) 愛敬総務部長。 (
総務部長愛敬正孝登壇)
◎総務部長(愛敬正孝) ただいまご上程いただきました議案第71号 平成29年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 補正予算関係議案書の1ページをお願いいたします。平成29年度渋川市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,003万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ338億4,888万7,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 恐れ入ります。8ページ、9ページをお願いいたします。初めに2の歳入についてご説明申し上げます。なお、説明の中で重複する事項につきましては省略をさせていただきます。14款国庫支出金2項国庫補助金1目1節総務管理費補助金の説明欄、社会保障・税番号制度システム整備費補助金は313万2,000円の追加であります。これは、国からの要請に基づきマイナンバーカード等の記載事項の充実を目的とした住民基本台帳システム等の改修に係るものでございます。 6目1節小学校費補助金の説明欄、へき地児童生徒援助費等補助金(小学校)は119万円、2節中学校費補助金の説明欄、へき地児童生徒援助費等補助金(中学校)は474万4,000円のそれぞれ追加でございます。これは、学校統合が行われました小中学校におきます遠距離通学費を補助対象といたしました国庫補助金の交付内定があったことによるものであります。 18款繰入金2項1目1節他会計繰入金の説明欄1行目、農産物直売事業特別会計繰入金は126万1,000円の増額であります。これは、農産物直売事業特別会計におきまして平成28年度決算剰余金が生じたため、一般会計へ繰り入れるものでございます。 2行目、伊香保温泉観光施設事業特別会計繰入金は1,904万9,000円の増額であります。これは、伊香保温泉観光施設事業特別会計におきまして平成28年度決算剰余金が生じたため、一般会計へ繰り入れるものでございます。 19款繰越金1項1目1節前年度繰越金は5,962万6,000円の増額であります。これは、今回の補正予算の一般財源として充当するものでございます。 20款諸収入5項4目2節民生費雑入の説明欄、介護予防居宅介護計画(ケアプラン)作成費は903万4,000円の増額であります。これは、平成28年度の総合事業におけるケアプラン作成費について過年度処理としたことに伴い、収入を見込むものでございます。 7節土木費雑入の説明欄、鉄鋼スラグ製品処理等負担金は2,000万2,000円の増額であります。これは、大同特殊鋼株式会社との協定に基づき対策工事等を実施することに伴う負担金でございます。内訳は、市道分が509万8,000円、公園分が1,490万4,000円でございます。 9節教育費雑入の説明欄、伊香保リンクを活用した地域活性化促進事業委託金は200万円の追加であります。これは、渋川市、群馬県、公益財団法人群馬県スポーツ協会の3者の協議によります伊香保リンクを活用した地域活性化促進事業を公益財団法人群馬県スポーツ協会から本市が受託することに伴う委託金でございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。次に、3の歳出についてご説明申し上げます。2款総務費1項総務管理費8目企画費の説明欄1行目、渋川市
人口減少対策本部運営事業は70万2,000円の追加であります。これは、喫緊の課題であります
人口減少対策をより強力に推進することを目的に、市長を本部長とする渋川市
人口減少対策本部を庁内に設置し、重点的、横断的に取り組むためのものでございます。 2行目、ふるさと応援寄附金事業は3,153万7,000円の増額であります。これは、今年度のふるさと応援寄附金の収納状況から寄附金額の増額が見込まれることに伴いまして、郵送料、各種手数料及びふるさと感謝券換金資金に不足が生じる見込みであることから補正をするものであります。 3款民生費1項社会福祉費5目障害者総合支援費の説明欄1行目、手話普及推進事業は10万円の増額であります。これは、伊香保温泉で開催されます第47回全国ろうあ女性集会inぐんまの開催に伴い、補助金を交付するものでございます。 2行目、地域生活支援事業は443万5,000円の増額であります。これは、現在複合福祉施設まつぼっくりで実施しております地域活動支援センターいぶきを平成30年4月から地域活動支援センターかえでの園に統合して実施することから、かえでの園での受け入れ態勢を整えるための施設改修等を行うものでございます。 6目高齢者福祉費の説明欄1行目、一般経費は122万7,000円の増額であります。これは、高齢福祉課の職員が産前産後休暇及び育児休業を取得することに伴い、代替保健師1名を任用することによるものでございます。 2行目、介護保険特別会計は114万3,000円の増額であります。これは、平成28年度の総合事業におきますケアプラン作成費及び審査支払手数料を過年度処理としたことに伴い、市の法定負担分を介護保険特別会計に繰り出すものでございます。 4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費の説明欄、一般経費は116万8,000円の増額であります。これは、健康管理課の職員が産前産後休暇及び育児休業を取得することに伴い、代替保健師1名を任用することによるものでございます。 2項清掃費3目し尿処理費の説明欄、個別排水処理事業特別会計は42万円の増額であります。これは、特別会計の財源調整によるものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。6款農林水産業費1項農業費3目農業振興費の説明欄、市民農園事業は42万7,000円の増額であります。これは、北橘市民農園の地権者から土地の一部について返還を求められたことから、当該土地の原状回復等を行うものでございます。 5目農地費の説明欄、農業集落排水事業特別会計は894万4,000円の減額であります。これは、特別会計の財源調整によるものでございます。 2項林業費1目林業振興費の説明欄、県治山事業は200万円の増額であります。これは、赤城町棚下字大岩の普通河川鈩沢にて平成29年6月2日の豪雨によるのり面の土砂崩れと護岸崩壊が発生したことから、県が安全対策を含めた復旧工事を実施することに伴う市の負担金でございます。 7款商工費1項商工費3目金融対策費の説明欄、県信用保証協会は520万2,000円の増額であります。これは、小口資金融資において代位弁済が5件発生したため、県信用保証協会との契約に基づき損失補償金を支払うものでございます。 5目観光費の説明欄、伊香保温泉黄金の湯源泉揚湯ポンプ改修補助事業は300万円の追加であります。これは、黄金の湯6号源泉の揚湯ポンプが故障したことにより、黄金の湯の本線流量及び湯温に影響が出ていることから、一般社団法人渋川伊香保温泉観光協会に対してポンプ交換の補助を行うものであります。 8款土木費2項道路橋りょう費2目道路維持費の説明欄1行目、
生活道路等緊急整備事業は5,000万円の追加であります。これは、生活道路の補修や除草など、身近な生活環境を整えるための地域の要望に迅速に対応するためのものでございます。 4項都市計画費4目公共下水道費の説明欄、下水道事業特別会計は22万4,000円の減額であります。これは、特別会計の財源調整によるものでございます。 14ページ、15ページをお願いいたします。9款消防費1項消防費3目消防施設費の説明欄、消防施設維持管理事業は271万1,000円の増額であります。これは、地権者からの要望によりまして吹屋地内及び中郷地内の防火水槽2基を解体するもの並びに白井地内の防火水槽1基の解体工事を中止するものの相殺でございます。 以上で議案第71号 平成29年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いをいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 17番、茂木弘伸議員。 (17番茂木弘伸議員登壇)
◆17番(茂木弘伸議員) 12ページ、13ページ、8款2項2目でございますが、今部長から説明がありましたが、これは市長施政方針にも出てきましたけれども、
生活道路等緊急整備事業で5,000万円ということでかなり高額な補正でありますので、市長よりどのように使われるのかという点につきましてもう少し詳しくご説明をお願いいたします。
○議長(須田勝議員) 髙木市長。 (市長髙木 勉登壇)
◎市長(髙木勉)
生活道路等緊急整備事業の考え方についてお答えを申し上げます。 私自治会長をしておりまして、地域の道路あるいは除草等細々としたことをいろいろ要望してきたことがございます。なかなか地域の要望が100%その年度消化されていないのが現実でございます。私も就任しましてどの程度消化されているのかということをお伺いしましたら、半分、6割ぐらいで、残りは、4割ぐらいは予算も足りないということで、翌年度回しということになっているという報告を受けました。これからまだ半年ありますので、そういった地域の要望を、冬になりますと雪も降ってまいりますから、雪が降る前に消化できる量として5,000万円ぐらいの見込みということを伺いまして予算に計上したということでございます。そしてまた、執行に当たっては、市長施政方針の中での質疑でもお答えをいたしましたけれども、できるだけ行政センターの所長のところで対応できるようにということで、行政センターの所長の裁量で箇所づけができるというやり方をとっていきたいと思っています。大きな事業については、入札をしたり、設計、積算をしたり、そして検査をしたり、いろいろ事務がありますので、そういったことについては本庁でやるということにしております。予算の配分、大体の割合についてはまた建設部長から答弁をいたさせます。
○議長(須田勝議員) 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) 今回補正を願いました内訳でございますけれども、現在自治会、地域要望等でまだ対応し切れていない箇所につきましては相当数あるわけでございますけれども、今回の補正の中で4,000万円程度、今まで自治会要望、また地域要望等でできなかったものについては早急に処理をしていきたいと考えております。また、各行政センターにつきましては、各行政センター150万円を配分いたしまして、行政センター所長からの連絡等によりまして随時地域要望に早急に応えていきたいと考えております。
○議長(須田勝議員) 17番。
◆17番(茂木弘伸議員) 今のご説明をいただきましたけれども、やはり自治会要望の中でかなり消化率がよくないという話でございました。したがって、今回は5,000万円という高額な補正を見込んで、そういったことを少しずつ改善していくという姿勢については、私は大変すばらしいと思っております。今後とも自治会の要望を、小さなものから大きなものまでいろいろあるわけでございますけれども、しっかりと対応していただくということで、近年大型の公共工事がありますけれども、市民は自分のいつも利用している生活道路とか、そういったところがやっぱりきれいになることによって税金が適正に使われているのだなという感じもするわけでございますので、その点についてはしっかりとやっていただきたいと思います。 以上です。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 21番、角田喜和議員。 (21番角田喜和議員登壇)
◆21番(角田喜和議員) 議案第71号 平成29年度渋川市
一般会計補正予算(第2号)について、ページ数が13ページになりますが、歳出の部分の土木費のところで2点ほど質疑をさせていただきます。 当初予算でも計上されておりますけれども、今回歳入の説明で2,000万2,000円ということで、市道及び公園分ということで出ましたけれども、これについての大同特殊鋼株式会社とのすり合わせ、それが今回また追加で出たと思うのですけれども、この辺についてどういう状況で進んでいるのかお示しをいただきたいと思います。 と同時に今回出されております市道分509万8,000円及び緑化公園費の工事請負費の中の1,490万4,000円、これはどこの工事なのか、指定箇所に路線ごとに個々に契約を結ぶということでありましたので、どこなのか、また公園については面積等々もお示しいただければと思うのですが、その2点とこの間の大同特殊鋼株式会社とのすり合わせの状況等がわかりましたらお示しいただきたいと思います。
○議長(須田勝議員) 茂木建設部長。 (建設部長茂木雅夫登壇)
◎建設部長(茂木雅夫) 2点ほどご質疑をいただきました。まず、1点目の大同特殊鋼株式会社との協議の状況でありますけれども、これまで対応する箇所につきましては随時大同特殊鋼株式会社と協議を重ねてきまして、それぞれ個別契約を結びまして施工を行っているところであります。今回補正をお願いした箇所につきましても、大同特殊鋼株式会社との個別協定が締結されたことに伴いまして補正予算を計上し、対応をするものであります。 次に、本補正での市道分、公園分につきましてどこなのかというご質疑であります。まず、市道分でございますが、場所につきましては渋川市上郷の渋川自動車教習所の跡地の南側であります。市道1―4265号線になります。工事の概要としまして、現在予定していますのは施工延長で284.7メートル、アスファルト舗装940.1平方メートルを予定しているところであります。なお、個別協定の締結につきましては平成29年8月9日に締結をさせていただきました。 次に公園分につきましては、渋川スカイランドパーク第7駐車場を被覆工事を予定しているところであります。舗装面積は、1,717.9平方メートルを予定をしているところであります。なお、この個別契約につきましても平成29年8月9日に締結をしたものであります。
○議長(須田勝議員) 21番。
◆21番(角田喜和議員) 随時大同特殊鋼株式会社との協定の中で進めているということでありましたが、市道分の上郷について、旧教習所の跡地の南側だと思うのですけれども、ここについては道路が狭いのです。交互通行できない、2メートルちょっと、3メートルもない道路なのですけれども、あそこは農作物等々いっぱいありますが、迂回路が途中のところしかなくて、進入路が上り上げたところなのですけれども、工事はいつごろからかかるのか、今作物等々あったり、収穫等々いろいろなことが考えられますが、その辺はどのような計画でいるのかお願いします。 それから、公園分が今度はスカイランドパークの遊園地の入り口のところの駐車場だと思うのですけれども、約1反7畝部分ですけれども、あそこも結構入っている量が多いが、中身については撤去はしない予定なのですか。全て撤去が基本になるかと思うのですけれども、安全性を含めてお考えをお示しいただきたいと思います。両方について撤去の考え、今まで舗装をかけるということで説明を受けましたけれども、再度協定の見直し等々をする考えはないのか、その辺も含めてお示しをいただければと思います。
○議長(須田勝議員) 建設部長。
◎建設部長(茂木雅夫) まず、上郷分の道路の舗装の関係ですけれども、道路幅員も狭くて、当然工事中には迂回路等も必要になっております。また、農作物等も現在確認しておりますので、収穫時期等を見まして、発注時期等も調整をしながら工事については進めてまいりたいと思います。また、全面通行どめになりますので、明確な迂回路表示等も当然していくという形で考えています。 次に、第7駐車場の関係ですけれども、撤去しないのかということでありますけれども、基本方針でも再三お話をさせていただいておりますけれども、基本方針に沿って撤去はせずに表面被覆ということで対応させていただきたいと考えております。
○議長(須田勝議員) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第71号は、予算常任委員会に付託いたします。 休 憩 午後2時40分
○議長(須田勝議員) 休憩いたします。 会議は、午後3時に再開いたします。 再 開 午後3時
○議長(須田勝議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第18 議案第72号 平成29年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○議長(須田勝議員) 日程第18、議案第72号 平成29年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 狩野市民部長。 (市民部長狩野弘之登壇)
◎市民部長(狩野弘之) ただいまご上程いただきました議案第72号 平成29年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の17ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は事業勘定に係るもので、6月
渋川市議会定例会の常任委員会協議会及び補正予算でご説明させていただきました国民健康保険税の軽減判定誤りに係る保険税過誤納金還付金等に変更が生じたこと及び平成28年度退職者医療交付金の確定により交付金返還の必要が生じたため、補正をお願いするものであります。 次に、内容について申し上げます。平成29年度渋川市の
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ85万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞ112億7,293万2,000円としたいと思います。 第2項の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 22、23ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。8款繰入金2項基金繰入金1目1節の説明欄、国民健康保険基金繰入金は119万1,000円の減額であります。これは、次の歳出でご説明いたします保険税過誤納金還付金等が減額となったことによるものです。 9款繰越金1項1目療養給付費等交付金繰越金1節の説明欄、前年度繰越金は34万1,000円の増額であります。これは、今回の補正予算の財源調整によるものであります。 24、25ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。11款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目一般被保険者保険税還付金の説明欄、保険税過誤納金還付金(一般被保険者)は90万6,000円の減額です。これは、国民健康保険税の軽減判定誤りについて精査した結果、過誤納金還付金が減額になることによるものであります。 3目国庫負担金等償還金の説明欄、国庫負担金等償還金は34万1,000円の増額です。これは、平成28年度退職者医療交付金の確定による交付金の返還に係るものです。 4目一般被保険者還付加算金の説明欄、保険税還付加算金(一般被保険者)は28万5,000円の減額です。これは、先ほど説明いたしました過誤納金還付金に伴う還付加算金に係るものです。 以上で議案第72号 平成29年度渋川市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第72号は、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第19 議案第73号 平成29年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(須田勝議員) 日程第19、議案第73号 平成29年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 諸田保健福祉部長。 (保健福祉部長諸田尚三登壇)
◎保健福祉部長(諸田尚三) ただいまご上程いただきました議案第73号 平成29年度渋川市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の27ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、総合事業における過年度分介護予防ケアプラン作成費、審査支払手数料及び関連する国庫支出金等の歳入財源について補正をお願いするものでございます。また、前年度の介護認定審査会共同設置市町村負担金、国庫支出金及び支払基金交付金の介護給付費等の実績確定による精算金返還金について補正をお願いするものでございます。 次に、内容についてご説明申し上げます。平成29年度渋川市の
介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,539万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億3,618万3,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 少し飛びますが、32、33ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。3款国庫支出金2項国庫補助金2目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)1節現年度分の説明欄、地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)交付金現年度分は228万6,000円の増額でございます。これは、総合事業費に対する国の法定負担割合25%に相当するものでございます。 4款1項支払基金交付金2目地域支援事業支援交付金1節現年度分の説明欄、地域支援事業支援交付金現年度分は256万1,000円の増額でございます。これは、増額した総合事業費に対する第2号被保険者分の法定負担割合28%に相当するものでございます。 次に、5款県支出金2項県補助金1目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)1節現年度分の説明欄、地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)交付金現年度分は114万3,000円の増額でございます。これは、増額した総合事業費に対する法定割合12.5%に当たるものでございます。 7款繰入金1項一般会計繰入金2目地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業)1節現年度分の説明欄、地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)繰入金現年度分は114万3,000円の増額でございます。これは、増額した総合事業費に対する市町村の法定負担割合12.5%に係るものでございます。 続きまして、2項基金繰入金1目1節介護給付費準備基金繰入金の説明欄、介護給付準備基金繰入金は1,532万2,000円の増額でございます。これは、前年度実績による介護認定審査会、国庫支出金、支払基金交付金の精算金の財源の一部とするため、介護保険特別会計へ繰り入れるものでございます。 8款1項1目繰越金1節、説明欄の前年度繰越金は5,294万4,000円の増額でございます。これは、平成28年度の決算剰余金から地方財政法の規定による基金への積立金を控除した額を繰り入れるものでございます。 続きまして、34、35ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。4款地域支援事業費1項介護予防・生活支援サービス事業費2目介護予防ケアマネジメント事業費の説明欄、介護予防ケアマネジメント事業は903万4,000円の増額であります。これは、審査及び支払いを委託している群馬県国民健康保険団体連合会へ過年度の総合事業のケアマネジメント事業費分を増額するものでございます。 続きまして、4項その他諸費1目審査支払手数料の説明欄、審査支払手数料は11万1,000円の増額でございます。これは、1項2目の介護予防ケアマネジメント事業費の審査及び支払いについて国保連へ手数料として支払いをするものでございます。 次に、6款諸支出金1項償還金及び還付加算金2目償還金の説明欄、介護認定審査会共同設置市町村負担金精算金は60万7,000円の増額であります。これは、前年度実績の確定により生じた吉岡町、榛東村への返還金でございます。 説明欄2行目、国庫支出金等過年度分返還金は6,564万7,000円の増額でございます。これは、前年度実績確定により生じました国及び支払基金への返還金でございます。 以上で議案第73号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第73号は、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第20 議案第74号 平成29年度渋川市
農産物直売事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(須田勝議員) 日程第20、議案第74号 平成29年度渋川市
農産物直売事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 藤川農政部長。 (農政部長藤川正彦登壇)
◎農政部長(藤川正彦) ただいまご上程いただきました議案第74号 平成29年度渋川市
農産物直売事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の37ページをお願いいたします。初めに、提案理由についてご説明申し上げます。まず、歳入につきましては平成28年度の農産物直売事業特別会計決算剰余金を前年度繰越金といたしたいこと及び当初の見込みを若干下回りましたが、指定管理者納付金が納付されたことにより、総額として歳入の追加補正を行うものであります。また、歳出につきましては歳入の追加補正分を一般会計へ繰り出したいものであります。 次に、内容についてご説明申し上げます。平成29年度渋川市
農産物直売事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ126万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ448万5,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 42、43ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。1款繰越金1項1目1節前年度繰越金は128万9,000円の増額であります。 2款諸収入1項1目1節雑入、説明欄、指定管理者納付金は2万8,000円の減額であります。これは、平成28年度農産物直売所の指定管理者の経常収支において当初の予定を下回ったことにより、市への納付金が減少したものであります。 44、45ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明申し上げます。2款諸支出金1項繰出金1目一般会計繰出金28節繰出金、説明欄、一般会計繰出金126万1,000円は、歳入でご説明いたしました前年度繰越金から指定管理者納付金の減額分を差し引いた額を一般会計へ繰り出すものであります。 以上で議案第74号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第74号は、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第21 議案第75号 平成29年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(須田勝議員) 日程第21、議案第75号 平成29年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 笹原商工観光部長。 (商工観光部長笹原 浩登壇)
◎商工観光部長(笹原浩) ただいまご上程いただきました議案第75号 平成29年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容の説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の47ページをお願いいたします。初めに、提案理由についてご説明申し上げます。まず、歳入につきましては平成28年度の渋川市伊香保温泉観光施設事業特別会計決算剰余金を前年度繰越金といたしたく、歳入の追加補正を行うものであります。また、歳出につきましては歳入の追加補正分を一般会計へ繰り出したいものであります。 次に、内容について申し上げます。平成29年度渋川市
伊香保温泉観光施設事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,904万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,001万9,000円としたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 52ページ、53ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明いたします。3款繰越金1項1目1節前年度繰越金は1,904万9,000円の増額であります。 54ページ、55ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明いたします。3款諸支出金1項他会計繰出金1目一般会計繰出金28節繰出金、説明欄一般会計繰出金1,904万9,000円は、歳入でご説明いたしました前年度繰越金を一般会計へ繰り出すものでございます。 以上で議案第75号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第75号は、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第22 議案第76号 平成29年度渋川市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第77号 平成29年度渋川市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 議案第78号 平成29年度渋川市
個別排水処理事業特別会計補正予算(第1号)
○議長(須田勝議員) 日程第22、議案第76号 平成29年度渋川市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第77号 平成29年度渋川市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第78号 平成29年度渋川市
個別排水処理事業特別会計補正予算(第1号)、以上3議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上原水道部長。 (水道部長上原 廣登壇)
◎水道部長(上原廣) ただいまご上程いただきました議案第76号 平成29年度渋川市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の57ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、平成27年度の下水道事業特別会計繰越明許費において決算剰余金が生じたため、予算補正を行うものであります。 次に、内容について申し上げます。平成29年度渋川市の
下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 62、63ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。5款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は22万4,000円の減額であります。 6款繰越金1項1目1節前年度繰越金は22万4,000円の増額であります。これは、前年度繰越明許費決算剰余金を財源として充当するものであります。 引き続きまして、議案第77号 平成29年度渋川市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。補正予算関係議案書の65ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、平成27年度の農業集落排水事業特別会計繰越明許費において決算剰余金が生じたため、予算補正を行うものであります。 次に、内容について申し上げます。平成29年度渋川市の
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 70、71ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。5款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は894万4,000円の減額であります。 6款繰越金1項1目1節前年度繰越金は894万4,000円の増額であります。これは、前年度繰越明許費決算剰余金を財源として充当するものであります。 引き続きまして、議案第78号 平成29年度渋川市
個別排水処理事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。補正予算関係議案書の73ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正は、平成12年度に個別排水処理事業により設置した合併浄化槽の点検を行ったところ、本体の改修等が必要と判明し、使用に支障を来すことから、改修工事を行うため予算補正をお願いするものであります。 次に、内容について申し上げます。平成29年度渋川市
個別排水処理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ42万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,896万7,000円といたしたいと思います。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりたいと思います。 78、79ページをお願いいたします。2の歳入についてご説明申し上げます。4款繰入金1項他会計繰入金1目1節一般会計繰入金は42万円の増額であります。 80、81ページをお願いいたします。3の歳出についてご説明を申し上げます。2款事業費2項維持管理費1目個別排水事業費の説明欄、維持管理事業(個別排水処理事業)は42万円の増額であります。これは、合併処理浄化槽の改修工事を行うことによるものであります。 以上で議案第76号、議案第77号及び議案第78号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第76号、議案第77号及び議案第78号については、予算常任委員会に付託いたします。
△日程第23 議案第79号 平成29年度渋川市
水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(須田勝議員) 日程第23、議案第79号 平成29年度渋川市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 上原水道部長。 (水道部長上原 廣登壇)
◎水道部長(上原廣) ただいまご上程いただきました議案第79号 平成29年度渋川市
水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。 補正予算関係議案書の83ページをお願いいたします。初めに、提案理由について申し上げます。今回の補正につきましては、本年4月1日付で簡易水道事業特別会計を水道事業会計に会計統合したことに伴い、3月31日付で簡易水道事業特別会計の打ち切り決算を行いました。このため簡易水道事業特別会計は出納閉鎖期間がなくなり、4月1日以降の収入及び支出については、地方公営企業法施行令第4条第4項の規定に基づき、平成29年度水道事業会計予算の特例的収入及び支出として、その未収金及び未払い金の見込み額を予算額として平成29年3月定例会においてご議決をいただいたところでございます。この引き継ぎました未収金及び未払い金の額が確定をいたしましたので、予算補正をお願いするものであります。 次に、内容について申し上げます。なお、議案第79号の参考資料といたしまして新旧対照表を85ページに整理いたしましたので、あわせてごらんいただければと思います。第1条、平成29年度渋川市の
水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによりたいと思います。 第2条、第4条の2中「420万7,000円」を「629万円」に、「3,142万8,000円」を「1,399万2,000円」に改めるものであります。 以上で議案第79号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(須田勝議員) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第79号は、予算常任委員会に付託いたします。
△休会の議決
○議長(須田勝議員) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。委員会審査等のため、あす21日から26日まで休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(須田勝議員) ご異議なしと認めます。 よって、あす21日から26日まで休会することに決しました。
△散会
○議長(須田勝議員) 27日は、午前10時に会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。 午後3時29分...